なかなか完治しなかった足底腱膜炎
症例紹介
34歳代男性で、3週間前から歩行時に痛みを自覚し、マッサージを受けても痛みがなかなか引かないため、明大前整形外科クリニックに受診し、リハビリ加療と共に体外衝撃波治療を開始しました。
画像所見
白丸:足底腱膜厚み
白丸:足底腱膜周囲高輝度変化
治療内容
リハビリテーション(期間:3か月)足首のストレッチ、踵上げトレーニング(片足)、足の指のトレーニング
→足首の可動域が悪いと足底腱膜に伸張されるストレスがかかりやすくなります。また、足首や足の指の筋力が低下しても、足底腱膜に負担がかかります。特に土踏まずがつぶれていたので、指のトレーニングは重点的に行いました。
体外衝撃波治療
拡散型-計3回(週1回)痛みの強さ-1回目:8/10 2回目:3.5/10 3回目:2.8/10
体外衝撃波施行した後は、痛みは全く感じないまでになりますが、3日後くらいから再度痛みが出現しました。
しかし、回数をこなすごとに痛みの強さは軽減していきました。
費用
MRI:6500円体外衝撃波治療:33,000円
合計:39,500円
*別途:診察料、リハビリテーション料
まとめ
体外衝撃波治療により患部の炎症が落ち着き疼痛が軽減しました。リハビリでは症状が再燃しないよう、足趾のトレーニングを行うことで
相乗効果が生まれ改善したと考えています。
リハビリと併用することが重要だと考えています。