調理作業時に肘の外側に疼痛が生じた上腕骨外側上顆炎症例

基本情報

年齢/性別:46歳/女性
職業:調理師
定期的に行っているスポーツ:なし
 

現病歴

2019年2月頃から左肘に痛みが出現。その後、湿布やサポーターで対応していたが症状は改善しなかった。
2019年4月に当院を受診。左上腕骨外側上顆炎と診断され、治療開始。
注射やリハビリを行い症状が改善したため、8月に治療が終了した。
2019年12月頃に症状再燃。ストレッチや湿布で様子を見ていたが症状が改善しなかった。
2020年2月に当院を再受診。難治性上腕骨外側上顆炎と診断し、拡散型体外衝撃波を施行した。
 

画像所見

レントゲン


    骨には異常なし
 
MRI

筋肉の付着部が損傷している可能性あり
 
超音波画像

MRI同様、筋肉の付着部が損傷している可能性あり
 

治療経過

拡散型体外衝撃波を1週間おきに合計4回施行した。体外衝撃波と併用して注射、リハビリを施行した。
4度の施行で症状が軽快したため、体外衝撃波治療は一旦終了となった。
その後もリハビリは継続して行い、約4ヶ月の治療でリハビリも終了となった。
 

かかった費用

予約料:5,500円(税込)× 4回
MRI費用:約8,000円
合計:約30,000円(税込)
※その他リハビリの代金がかかっています