平成29年11月9～10日に愛知県のウインクあいちで開催された「第42回日本整形外科足の外科学会」に参加しました。

　本学会の発表は、腓骨筋腱脱臼や足関節靭帯損傷に対する手術の治療成績や様々な疾患の病態に関しての報告が多数を占めていました。
　しかし、私が現在研究している超音波に関連した興味深い研究報告も数多くありました。
特に、これまで超音波による撮像が困難と言われていた踵腓靭帯の新たな撮像方法の報告は、足関節捻挫の診断、治療、生活や競技への復帰の判断基準として有用と感じました。

　また、学会後に普段からご指導いただいている先生が主催している研究会に参加させていただきました。
超音波や解剖学などの研究をしている著名な先生方が参加されており、それらの研究結果を統合することで、足関節や足部の根拠に基づくリハビリテーションを構築・提供できると実感しました。

　今回参加した学会や研究会で得た最新の知見や超音波スキルを治療に活かせるように日々精進したいと思います。