変形性膝関節症の新しい治療

痛みを伝える神経そのものを治療する治療

クーリーフ治療
変形性膝関節症のこれからの治療
変形性膝関節症の症状が軽症の方は保存療法といっていわゆる「切らない治療」が選ばれます。これは鎮痛剤やヒアルロン酸注射等が該当します。しかし症状悪化に伴い手術という選択肢が現実的になります。「切らない治療」から「切る治療」への移行は突然で、今までその間の治療の選択肢はありませんでした。しかし近年ではPRP治療やクーリーフ治療など新しい治療が始まり「切らない治療」の選択肢が増えてきました。
変形性膝関節症と言っても様々な痛みの原因があります。私たちは新しい治療を取り入れて、一人一人の方に合わせた治療を行っていきます。
アレックスグループでの変形性膝関節症治療
私たちのグループでは各施設で最初に保険診療から開始して、効果がない場合はAR-Ex尾山台整形外科でRPR治療やクーリーフ治療を行います。

クーリーフ治療
MRI検査と治療の流れ

変形性膝関節症はレントゲン検査で行えますが、れだけでは膝の痛みの病態がわかりません。変形性膝関節症では軟骨や半月板の状態が症状に大きく影響するため、これらの組織の状態を調べるためにはMRI検査が必要です。そのため私たちはPRP治療やクーリーフ治療を行う前にはMRI検査を行い、詳細に膝関節の病態を調べてから行います。

下記様な組織の異常はレントゲン検査のみではわからないため、MRI検査で診断が可能です。

外側半月板に輝度変化
大腿骨の内側顆に輝度変化
治療の流れ
  • MRI検査

    MRI検査で膝関節を詳細に調べます

    半月板・軟骨・骨など状態を詳細に検査して膝の状況を調べます。膝の状態から適切な治療を検討していきます。

  • 保険診療

    ヒアルロン酸注射・リハビリでの治療

    保険診療の中で行える治療から開始します。ヒアルロン酸注射・リハビリを行います。

  • 特殊治療

    PRP治療・クーリーフ治療

    保険診療での治療で効果がない場合はPRP治療・クーリーフ治療などを行います。