プロフィール
年齢/性別 : 20代/男性運動:野球
主訴:身体を捻る際の腰部左右の痛み
体外衝撃波施行までの経緯
2019年2月頃から、野球の試合中に右腰部の痛みが出現しました。初診時にブロック注射を行い右側の腰痛は一度軽快しました。
しかし、6月頃よりトレーニング中に新たに左腰部に痛みが出現しました。
痛みは初回受診時より悪化しています。
左側のみ疼痛残存しており、痛みの軽減を目的に体外衝撃波案内となりました。
画像所見
レントゲン
→レントゲンからは分離症・すべり
ともに確認できず
MRI画像
→L5右側椎弓骨折あり
L4右椎弓根部高信号あり
CT
→L5両側骨折あり、
L4右側にも骨折線あり
体外衝撃波治療
MRIとCT画像で分離部を確認し、疼痛部の圧痛を確認しマーキングマーキングした部位をエコーで再度疼痛部位を確認し体外衝撃波治療を実施
左右の分離部+疼痛部位→各々収束型の体外衝撃波を施行
まとめ
CT画像で腰椎分離症の終末期と診断しました。この症例は2019年6月から10 月にわたり、痛みの軽減を目的に体外衝撃波治療を施行しました。
初診時は体を捻る動作で痛みを生じていましたが、回数を重ねるごとに痛みが軽減し、
最終的に痛みが完全になくなり、スポーツに完全復帰しました。