手術を避ける「第3の選択肢」と確実な機能回復

慢性的な痛み・スポーツ障害を専門的に診断

長野整形外科クリニックの難治性疼痛外来は、長引く痛みや再発を繰り返す関節の不調、特に難治性の腱障害やスポーツ障害に対し、根本的な原因究明と機能回復を目指します。

肩関節は体の中で最も可動域が広い反面、外傷や繰り返しの使用により損傷しやすく、日常生活やスポーツ活動に深刻な支障をきたすことがあります。もし、「肩が上がらない」「夜間痛で眠れない」「動かすと痛い」といった症状を「年のせい」「そのうち治る」と放置すると、症状の悪化や再発を招く可能性があります。早期の診断と適切な介入が、活動的な生活を取り戻すための鍵となります。

対象となる主な症状・疾患

当院の専門外来では、特に複雑な診断と先進的な治療アプローチが必要な以下の症状に対応しています。

  • 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩/凍結肩): 加齢や使いすぎにより関節周囲の組織が炎症を起こし、強い痛みと動きの制限が現れる状態です。夜間痛が強く、進行すると関節が固まる「凍結肩」に至ることもあります。
  • 腱板断裂・インピンジメント症候群: 肩の安定性を保つ腱板が損傷・断裂し、腕が挙がらない、力が入らない、夜間痛などが生じます。また、腱板や滑液包が肩峰にぶつかり炎症を起こすインピンジメント症候群も対象です。
  • 石灰沈着性腱板炎: 腱板内にカルシウムが沈着し、急激な炎症と激痛を引き起こす疾患です。
  • 慢性的な腱障害: 肘(テニス肘など)、膝(膝蓋腱炎)、アキレス腱など、一般的な投薬やリハビリといった保存療法では改善しにくい長引く炎症。
  • スポーツによる障害: 投球障害肩や成長期のリトルリーグショルダーなど、競技特性によって生じる複雑な機能障害や不安定感。

精密診断の基盤

痛みの真の原因を特定するために、当院では詳細な問診、生活歴の確認、機能評価を実施します。それに加え、治療の精度を高めるために高精度の画像診断を積極的に活用します。

  • 高精度エコー(超音波)検査: レントゲンでは確認できない筋肉や腱、滑液包などの軟部組織の損傷や炎症状態をリアルタイムで詳細に把握します。この高精度な画像診断は、的確な治療部位の特定に不可欠であり、後の低侵襲治療を正確に実施することを可能にします。

手術を回避する低侵襲な「先進治療オプション」

当院は、メスを使う手術に抵抗がある方、また早期の仕事やスポーツへの復帰を強く望む方のために、最新の医療技術を導入しています。経験豊富な専門医が、症状とライフスタイルを考慮し、最適な治療法をご提案します。これらの治療は、保存療法と手術の中間に位置する「第3の選択肢」として、痛みの根本解決を目指します。

体外衝撃波治療(ESWT):難治性の痛みに特化

体外衝撃波療法(ESWT)は、高エネルギーの音波(衝撃波)を体の患部に照射することで、治癒を促進し、痛みを軽減する革新的な非侵襲性の治療法です。特に、慢性的な腱の炎症や石灰沈着性腱板炎といった、長期間治りにくい難治性の筋骨格疾患に有効性が示されています。

ESWTがもたらす主な効果 この治療法は、主に二つの効果を通じて痛みの根本的な解決を目指します。

  • 除痛効果: 痛みの原因となっている部位の神経を刺激することで、一時的に痛みを伝える信号を遮断し、その場で痛みを軽減する効果が期待できます。
  • 組織修復効果: 衝撃波が患部を刺激することで、組織の再生を促し、血流を改善します。これにより、損傷した腱や組織の修復プロセスを加速させます。

精密な治療の実施 体外衝撃波治療の効果を最大限に引き出すためには、病変部位に対し正確に衝撃波を照射することが不可欠です。当院では、高精度な超音波画像などを用いて病変部位の深さを正確に計測し、衝撃波が痛みの原因部位にピンポイントでアプローチできるように調整することで、高い治療効果を目指します。非外科的治療オプションであるESWTは、外来診療で実施可能であり、回復期間(ダウンタイム)が極めて短い点も、早期復帰を望む活動的な患者様にとって大きなメリットとなります。

確実な機能回復を実現する一貫サポート体制

先進的な治療技術を導入するだけでなく、長野整形外科クリニックでは、治療行為の成功と長期的な機能回復のために、その後のリハビリテーションを非常に重要視しています。当院の治療コンセプトは、「ほとんどの整形外科疾患はリハビリで治る」という考え方から始まっています。

専門性の高いリハビリテーション:根本解決を目指して

治療によって炎症や痛みが抑えられても、関節の柔軟性、筋力、不安定性が残ると、痛みが再発する可能性が高まります。この根本的な問題を解決するため、私たちはリハビリ専門スタッフの体制を充実させ、質の高いリハビリを提供できる環境を整えています。

  • 理学療法士による個別プログラム: 当院では、患者様お一人お一人の生活背景、仕事、スポーツ復帰といった目標を深く理解し、その背景に合った「オリジナルの治療プラン」を作成します。治療直後から理学療法士が関わり、患者様一人ひとりに合わせた機能回復プログラムを個別化して作成・実施します。
  • 再発予防のための動作改善: 術後の可動域回復や筋力・安定性の向上はもちろん、スポーツ動作や日常生活動作の改善トレーニングまでを徹底し、痛みの再発を防ぎ、活動的な生活を維持できるよう一貫してサポートします。

治療後の継続的な運動機能サポート

整形外科治療の最終的な目標は、痛みからの解放だけでなく、治療前と同じように活動できる状態を取り戻すことです。当院での診断、治療、リハビリテーションを終えた後も、機能の維持や更なる向上を目指す方をサポートする体制を整えています。当院は、リハビリ後の継続的な運動指導やトレーニングを行うことができる会員制の運動施設と連携しています。この一貫したサポート体制により、活動的な皆様の完全な社会・スポーツ復帰を確実にします。

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