アレックススペシャリストチーム
白尾 宏朗 (Shirao Hiroaki)
「諦めない肩治療」— 高度な再建術と低侵襲手術で、動く喜びを取り戻す

AR-Ex Medical Group 整形外科医師 / 肩関節外科スペシャリスト
2017年の医師キャリア開始以来、日本医科大学付属病院を中心に肩関節外科の最前線で研鑽を積んできました。特に、他院では修復が難しいとされる「難治性の肩関節脱臼」や「広範囲な腱板断裂」に対する高度な再建術を得意としています。最新のエビデンス(科学的根拠)に基づいた正確な診断と、患者様の将来を見据えた低侵襲(体に優しい)治療を追求しています。
独自の実績と専門技術
白尾医師は、肩関節の機能を再建するための特殊な術式において、国内外の学会で数多くの発表を行い、その治療成績は高く評価されています。
肩関節脱臼:難症例でも「切らない」骨移植術
スポーツや事故で肩が外れやすくなる「反復性肩関節脱臼」の中でも、骨が大きく欠損した難治性の状態(Bipolar bone loss)に対し、内視鏡を用いた高度な骨移植術を行います。
- 独自性: 従来は大掛かりな切開が必要だった症例に対し、人工骨と関節鏡(内視鏡)を駆使することで、傷跡を最小限に抑えつつ、再脱臼率を劇的に下げる精密な手術を実現しています。
- 実績: 学会発表データにおいて、再脱臼率3.6%という極めて良好な安定性を報告しています。
広範囲腱板断裂:自分の組織を活かす「複合再建術」
「腱板がボロボロで縫えない」と診断された重度の断裂に対し、筋肉を移動させる「筋前進術」と、自身の腱を補強に使う「ASCAL(上腕二頭筋長頭腱を用いた鏡視下上方関節包補強術)」を組み合わせた特殊な再建術を行います。
- 独自性: 人工関節(リバース型)に頼り切るのではなく、患者様自身の組織(力こぶの腱など)を最大限に活用して肩の屋根を再構築し、痛みの解消と腕の挙上機能の回復を目指します。
- 実績: 他院で「修復不能」とされた多くの患者様が、夜間の痛みから解放され、日常生活への復帰を果たしています。
略歴・資格
2017年: 福岡大学医学部卒業。日本医科大学付属病院(研修・整形外科入局)、同大学武蔵小杉病院等で勤務。
2023年: 日本医科大学付属病院を経て、AR-Ex Medical Group入職。
資格:
- 日本整形外科学会専門医
- 日本整形外科学会認定リバース型人工肩関節置換術施行医
- 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- Coolief(疼痛管理用高周波システム)講習プログラム修了
主要な発表・論文
肩関節・膝関節に関する高度な学術実績の一部をご紹介します。
筆頭発表・論文(抜粋)
- 「Bipolar bone lossを伴う外傷性肩関節前方不安定症に対する関節窩骨補填のみの成績」(第47回日本肩関節学会、2020年)
- 「Morphological Changes in Glenoid Bone After Arthroscopic Bone Grafting Using Artificial Bone」(第51回日本肩関節学会、2024年)
- 「上腕骨近位部骨折続発症に対するリバース型人工肩関節置換術の治療成績」(第65回関東整形災害外科学会、2025年)
- 「両側人工膝関節置換術後に両側膝蓋骨骨折を生じた1例」(日本人工関節学会誌 掲載、2022年)
患者様へのメッセージ
肩の痛みや脱臼の不安は、日常生活の質を大きく左右します。「年齢のせいだから」「もう手術しても治らないと言われたから」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。最新の画像診断と、学会で認められた確かな技術をもって、あなたの肩が再びスムーズに動くための最善の道を共に考えていきましょう。
【詳細記事リンク】