department

クーリーフ治療(末梢神経ラジオ波焼灼療法)

慢性の痛みに悩む方へ

慢性的な関節の痛みや神経痛は、患者様の日常生活や活動性を大きく制限し、生活の質(QOL)を著しく低下させる要因となります。特に変形性膝関節症などに起因する継続的な痛みに対しては、従来の保存療法(内服薬、注射など)では効果が一時的で、すぐに痛みが再発してしまうケースも少なくありません。痛みを我慢し続けることで活動量が減少し、結果として筋力低下やさらなる機能障害を引き起こす悪循環に陥ることもあります。

アレックスメディカルグループでは、長期的な痛みの緩和と根本的な機能回復を目指す先進的な治療アプローチを提供しています。従来の保存療法で効果が不十分な方、あるいは高齢や持病により手術が難しい方々に対し、最新の低侵襲治療であるクーリーフ(末梢神経ラジオ波焼灼療法)をご提案し、患者様の機能回復を全力でサポートします。

クーリーフ治療の概要とメリット

クーリーフ(Coolief)は、ラジオ波を用いた革新的な痛みの治療法です。これは、特定の慢性的な痛みに悩む患者様に対し、長期にわたる痛みの軽減と、その後の本格的なリハビリテーション開始を可能にする先進的なアプローチです。

治療のメカニズム

クーリーフ治療では、痛みを感じる末梢神経に「ラジオ波」という電磁波を流し、その熱エネルギーを利用して神経を加熱し、痛みの信号伝達を長期間にわたり遮断します。神経を切断することなく、体への負担を抑えながら長期間の痛みの軽減が期待できます。

  • 神経焼灼による確実な除痛: 従来の局所麻酔を用いたブロック治療に比べ、神経焼灼によって痛みの伝達をより確実かつ長期的にブロックします。
  • 冷却機能と安全性: プローブ先端を冷却しながらラジオ波焼灼を行うため、神経周囲の組織を保護しつつ、ターゲットとなる知覚神経を広範囲に処置できます。また、処置前に微小電流を流して運動神経を同定し、避けて焼灼することで安全性を高めています。

クーリーフの強み

  • 長期間持続: 治療効果は従来のブロック注射に比べて長期間持続することが特徴であり、現在のところ、膝の痛みが2年以上軽減した症例が確認されています。
  • 低侵襲性: 切開を伴わないため、体への負担や傷跡が小さく、術後の痛みや筋力低下のリスクを抑え、早期の日常生活復帰に繋がります。
  • 保険適用: 当グループではこの先進治療を保険適用にて提供しており、高度な専門医療でありながら患者様の費用負担を抑えて受診いただけます。

主な対象となる症状

クーリーフ治療は、痛みを感じる神経を直接ターゲットとするため、以下のような、特に慢性的な痛みを伴う症状に対して効果を発揮しやすいとされています。

  • 変形性膝関節症による慢性的な関節の痛み。
  • 従来の保存療法(内服、注射など)では効果がすぐに切れてしまい、継続的な痛みの緩和が得られなかった方。
  • 痛みが強いために、必要な関節の機能改善に向けたリハビリテーションや運動療法が進められない方。

クーリーフ治療の流れ

当グループでは、精密な診断と効果判定を経て、患者様にとって最も安全で確実な方法でクーリーフ治療を実施します。

  1. 診察・検査: 詳細な問診、身体所見、およびレントゲンによる骨格の確認に加え、MRI検査や機能評価を通じて、痛みの部位や膝の状態を詳しく検査します。
  2. テストブロック(効果判定): 超音波診断装置(エコー)ガイド下で痛みの神経の近くに局所麻酔薬を少量注射します。注射後に痛みが半分以下に軽減したかを確認し、クーリーフ治療の有効性を予測して適応を慎重に判断します。
  3. クーリーフ治療(末梢神経ラジオ波焼灼療法): テストブロックで効果が確認できた場合、治療を行います。治療は局所麻酔下で特殊な針を皮膚から挿入し、ラジオ波で神経を焼灼します。治療時間は30分から60分程度で、日帰りでの実施が可能です。
  4. リハビリテーション: 痛みが軽減された後、関節の可動域改善や膝周囲の筋力トレーニングなど、機能改善に向けた段階的な運動を本格的に開始します。リハビリで評価しながら段階的に運動量を上げていきます。

治療後のリハビリテーションと運動療法による再発予防

クーリーフ治療で痛みが長期間軽減されることは、患者様が機能回復のステップを本格的に踏み出すための大きな機会となります。当グループでは、リハビリテーションと運動療法を組み合わせ、長期的な機能回復と再発予防を目指します。

痛みの窓を活かした機能回復(リハビリテーション)

クーリーフ治療により痛みが軽減された後、関節の柔軟性向上と筋力強化を目的としたリハビリテーションを本格的に開始します。

  • 個別プログラムと連携: 理学療法士が患者様一人ひとりに合った最適なプログラムを作成。医師とリハビリスタッフが緊密に連携し、一貫した管理体制のもとで完全復帰を目指します。

専門チームによる再発予防(運動療法)

当グループが最終的に目指すのは、痛みの再発を防ぎ、治療前よりも高いレベルで活動できることです。その実現のために、運動療法を通じた根本的な身体づくりを重視します。

  • 専門スタッフによる分析とトレーニングの実施: 理学療法士、柔道整復師、トレーナー、アスレティックトレーナーが協力し、痛みの原因を科学的根拠に基づき分析し、安全に配慮しながら、患者様の目標に合わせたトレーニングプログラムをご提案します。
  • 一貫した継続的なサポート: 診断から治療、リハビリ後のフォローまで、グループ全体で連携してサポートします。治療期間終了後も、パーソナルコンディショニングなど、完全復帰後も長くサポートできる体制を整えています。

受診をおすすめするケース

クーリーフ治療(末梢神経ラジオ波焼灼療法)は、長期的な痛みの軽減を可能にし、その後の本格的な機能回復を望む患者様に特に有効です。

  • 数カ月以上にわたり、変形性膝関節症による慢性的な関節の痛みに悩まされ続けている方。
  • 従来の保存療法(内服、注射)では痛みがすぐに再発し、持続的な効果が得られなかった方。
  • 痛みが強く、日常生活やスポーツ活動に大きな支障をきたしている方。
  • 手術以外の方法で、長期的に痛みから解放され、生活の質を高めたい方。

より高い効果を目指した治療事例

当グループでは、クーリーフ治療で痛みが軽減された後も、残存した症状に対して最適な治療を組み合わせることで、完全な復帰を目指します。

事例:60代女性(変形性膝関節症)

  • 既存治療で変化なし: 5年前から膝関節痛が出現し、他院でヒアルロン酸注射とリハビリを行うも症状は改善しませんでした。
  • クーリーフ治療で7割軽減: 当院にてクーリーフ治療を実施した結果、痛みが7割減少しました。
  • コンビネーション治療で疼痛消失: その後、長距離歩行時に残る痛みを解消するため、体外衝撃波治療を3回実施。これにより疼痛は消失し、1万歩歩いても症状の再燃は見られなくなりました。

対応クリニックのご紹介

クーリーフ治療に対応可能な当グループの専門クリニックをご紹介します。受診をご希望のエリアのクリニックにご相談ください。

東京エリア

長野エリア

先進治療
WEB予約WEB予約
LINE公式LINE公式