2024年12月15日、京都府のなか整形外科京都西院リハビリテーションクリニックで開催された『肩関節リハビリテーションに必要な触診と徒手療法』に、当院の吉岡乾太理学療法士が参加してきました。
本セミナーは9月に開催されたKKCM Shoulder Rehabilitation Course in Bankokの追加研修でした。理学療法士の小野志操先生による、肩関節の基本的な触診技術や徒手療法の実技セミナーでした。
触診と徒手療法は理学療法士にとって最も基本的な技術ですが、これを極めているのが小野先生です。関節の正しい動き方を理解できれば、正しい動きを邪魔する組織が予測できます。その組織を正確に触ることができれば、徒手療法の治療効果は高まります。
本セミナーでは、肩関節の詳細な解剖学についての講義の後、関節の正しい動かし方、骨や筋肉の触り方、解剖学に基づいた治療の仕方を直接教えていただきました。小野先生は『毎日1時間の触診練習を3年間続ければ、治療技術は爆上がりする!!』とおっしゃっておりました。基本を徹底することの大切さがよくわかりました。
これからも治療の基本となる触診の練習を徹底して行い、患者様の日常復帰、スポーツ復帰に貢献できるよう研鑽を続けてまいります。