postoperative

前十字靭帯再建術後(STG)

前十字靭帯再建術後(STG法)の術後リハビリテーションを紹介します。

Phase1【術後早期】

  • 目的:患部の安静と組織の回復
  • 目標:膝の腫れの消失、Phase1エクササイズでの疼痛なし、正しいスクワット動作の獲得
  • リハビリ内容:手術直後は患部の炎症が強く、また下肢の循環が悪くなっています。そのためアイシングによる炎症の鎮静化と下腿の循環改善を目指します。炎症が収まってきたら松葉杖を使用した歩行から正常歩行を獲得するために歩行の練習を行います。膝関節の可動域を拡大していくエクササイズや筋力強化も開始していきます。筋力強化は膝関節に限らず股関節、体幹なども行っていきます。左右対称に荷重できるようになったら、荷重をかけた状態での筋力強化へと進めていきます。

ストレッチ股関節周り
パンピング
目的:下肢の血流改善

パテラ モビライゼーション

タオルストレッチ(Gas)

セルフマッサージ(フォームローラー)

セルフマッサージ(棒ほぐし)

術創部 モビライゼーション

膝蓋下脂肪体 モビライゼーション

膝蓋上嚢 モビライゼーション

大腿四頭筋setting(座位)

大腿四頭筋setting(腹臥位)

ヒールスライド(長座位:自動介助)
目的:ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化、

ヒールスライド(座位:自動)
目的:ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化

伸展Ex(ベッドうつ伏せ)
膝屈伸Ex(BB使用)

SLR

壁を使ったレッグプレス(仰向け)
目的:体幹と太ももの前(大腿四頭筋)の筋力強化

hip lift(荷重制限あり:BBや椅子など使用)
hip lift(両脚)
目的:体幹および股関節周囲筋の筋力強化

hip lift(片脚)
目的:体幹および股関節周囲筋の筋力強化

横脚挙げ運動(ヒップアブダクション)
目的:体幹および股関節周囲筋の筋力強化

プランク
目的:体幹と太ももの前(大腿四頭筋)の筋力強化

足踏み
目的:正常歩行の獲得

歩行学習(前半)
目的:正常歩行の獲得

歩行の運動学習トレーニング(TSt~PSw)
目的:正常歩行の獲得

カーフレイズ(座位)
目的:ふくらはぎ(下腿三頭筋)の筋力強化

両足踵上げ(カーフレイズ)
目的:ふくらはぎ(下腿三頭筋)の筋力強化

片足踵上げ(カーフレイズ)
目的:ふくらはぎ(下腿三頭筋)の筋力強化

スクワット(膝屈曲45°から徐々に)
目的:太ももの前(大腿四頭筋)および太ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化

デッドリフト
目的:お尻(臀筋)および太ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化

片脚立位
目的:バランス能力の強化

Phase2【術後中期】

  • 目的:筋力の回復
  • 目標:動作中の下肢関節の正常なアライメントの獲得、膝伸展筋力体重比60%以上、Phase2のエクササイズにおける疼痛なし
  • リハビリの内容:膝関節可動域および筋力の回復に伴い、更に膝関節へ負荷をかけた筋力の積極的な改善を図っていきます。このPhaseでは体重をかけたトレーニングを通して、股関節や足関節、体幹を含めた関節同士の連動性の獲得により膝に負担のかからないような正しい動作の獲得を目指します。

レッグカール(負荷なし~)

レッグカール(アイソメ)
目的:太ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化

レッグカール(チューブ)
目的:股関節の筋力強化

ボールレッグカール(座位)
目的:太ももの裏(近位ハムストリングス)の筋力強化

膝深屈曲Ham+股関節伸展(四つ這い位)
目的:お尻(臀筋)および太ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化

レッグ エクステンション
目的:太ももの前(大腿四頭筋)の筋力強化

その場ジョギング

ランジ(前方)
目的:お尻(臀筋群)、太ももの前(大腿四頭筋)および太ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化

ランジ(サイド)
目的:お尻(臀筋群)、太ももの前(大腿四頭筋)および太ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化

ランジ(リバース)
目的:お尻(臀筋群)、太ももの前(大腿四頭筋)および太ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化

膝立ちハムストリングス強化(ロシアンハムストリングス)
目的:太ももの裏(ハムストリングス)の筋力強化

ウォーキング

Phase3【術後後期】

  • 目的:各々の競技復帰へ向けた動作の獲得
  • 目標:動作中の下肢関節の正常なアライメントの獲得、膝伸展筋力体重比100%以上および健患比80%以上、Phase3のエクササイズにおける疼痛なし
  • リハビリの内容:バランス能力の回復を目指したプログラムに加え、競技に必要とされる機能の獲得を目指した動的なエクササイズを実施していきます。その競技特有の動作の中で問題点がみつかれば、その問題点を解決するためのトレーニングを行っていきます。

Yバランス
目的:バランス能力の強化

星型バランス(SEBT)
目的:バランス能力の強化

ランジウォーク

ニーベントウォーク

ツイスティング
目的:協調性のトレーニング

combination calf raise(ジャンプ着地動作)
目的:ジャンプ動作の獲得

ランニング(ジョグメニュー)

JumpON
目的:ジャンプ動作の獲得

JumpOFF
目的:ジャンプ動作の獲得

シザースジャンプ
目的:片脚ジャンプ動作への意向、前後の脚の協調性獲得

フォワードジャンプ
目的:片脚ジャンプ動作への意向、前後の脚の協調性獲得

プライオメトリクス

スプリットジャンプ

サイドステップ
目的:下肢全体の筋力強化、協調性の改善

両脚ジャンプ→片脚着地
両脚ジャンプ→方向転換
シングルレッグホップ
ハーキー
ラダー(前)
ラダー(横)
ラダー(シャッフル)
ラダー(複合)
バックペダル
キャリオカ
クロスオーバー
3歩ダッシュ→ストップ
5Mダッシュ→ストップ→ダッシュ
ジグザク走(鈍角から鋭角)
45°・90°・180°ターン

先進治療
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