運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈(下肢編) 研修報告

2021/05/17
理学療法士
依田 好平

この度、2021年4月29日〜5月5日の間に開催された「運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈(下肢編)」に参加しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの開催になりました。

私たち理学療法士は人の身体における解剖学、運動学、生理学を軸に患者様へ治療を行っております。
今回の講習会は股・膝・足関節を中心にその機能をより深く学んでいこうといったものでした。
特に膝関節疾患は日々の臨床でも多く経験するもので、膝の機能解剖学を改めて見直すとてもいい機会になりました。膝関節は荷重関節(体重がかかりやすい関節)であり、年齢を重ねるにつれて骨が変形してくる、いわゆる「変形性膝関節症」を発症しやすいです。しかし、骨が変形している=痛いのでしょうか?実はそうとも言い切れません。見た目にもレントゲン画像でも膝の変形は明らかであるのに痛みは少ない、あるいはないといった方も多くいらっしゃいます。それでは変形性膝関節症で痛くなる人とならない人の差は何なのでしょうか。膝の周りには筋肉以外にも半月板と呼ばれる膝のクッション剤や神経、脂肪なども多く存在します。実はこれらの組織は痛みを感じやすく、これが痛みの原因になっていることが多々あります。膝の痛みの原因はどの組織なのかを確実に特定することが、その後の治療成績に大きく影響してきます。より詳細な検査、的確な治療をしていくにはエビデンスの構築された考え方、リハビリが必要になります。

今後も患者様により良い医療を提供できるよう日々研鑽してまいります。 

理学療法士
依田 好平

この記事を書いたスタッフ
理学療法士
依田 好平
こんにちは!
理学療法士の依田 好平(よだ こうへい)と申します。
日々の臨床では、同じ身体の痛みでも病態や治療法は十人十色であると感じております。
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長野県佐久市岩村田1311-7
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