サイレントマニピュレーションが結帯(腕を後ろに回す)可動域制限の改善に著効した症例
症例紹介
【年齢】50歳代 【性別】女性【主訴】肩の可動範囲が狭い 無理に動かすと痛い 夜寝ていても痛みがある
【職業】接客業(肩をよく使う)
サイレントマニピュレーションまでの流れ
2022年10月頃から肩の疼痛出現。2023年2月 当院を受診し、リハビリ開始。
2023年5月 注射を行いながらリハビリを継続していたが、症状の改善が乏しかったため、サイレントマニピュレーション実施。
2023年9月 日常生活に支障がない程度まで改善したため、通院終了。
サイレントマニピュレーション実施後の可動域
処置前 処置後3ヶ月※可動域・痛みの改善率には個人差がございます
リハビリ・ご自宅で行った運動
・リハビリでは破断した関節の袋が再度硬くならないよう肩周りの筋肉をほぐすリハビリを中心に行いました。※写真はリハビリスタッフです
・ご自宅では硬くなってしまった筋肉のストレッチや筋力トレーニングを主に実施しました。
脇の下の筋肉のストレッチ
まとめ
・今回、凍結肩で当院を受診し、サイレントマニピュレーションを行った50歳代の女性を紹介しました。・肩関節は全方向に可動域制限を認め、夜間痛もありましたが、処置直後から夜間痛は緩和して、3ヶ月で結帯可動域が大きく改善しました。