第1回肩実践セミナー 参加報告
10月27日(日)に兵庫県にある「ぱくペインクリニック」で開催された「凍結肩に対する非観血的授動術について」の勉強会に参加してまいりました。
凍結肩は肩の関節が固まってしまい動きが制限されてしまう疾患であり、「四十肩・五十肩」とも呼ばれています。
通常リハビリを中心とした保存療法で寛解しますが、なかには肩の深部にある袋(関節包)まで固まってしまい治療に難渋することもある疾患です。
この難治性の凍結肩に有効な治療が非観血的授動術であり、伝達麻酔を用いて固まってしまった関節包を破断する治療になります。
この処置により、肩の可動域が大幅に改善することができますが、処置後のリハビリが非常に重要になります。
今回の勉強会では、ぱくペインクリニックで行われている授動術とリハビリの方法を学んで参りました。
リハビリでは特にインナーマッスルの筋収縮トレーニングを積極的に行っていくべきであり、そのトレーニング方法のコツやポイントなども詳細に学ぶことができました。
今回学んだことを一人でも多くの患者様に還元できるよう、より一層精進してまいります。
佐久平整形外科クリニック
理学療法士
依田 好平