第31回日本整形外科超音波学会参加報告
2019/07/10
令和1年7月6日から7日に愛知県名古屋市で開催されました第31回日本整形外科超音波学会へ参加し発表して参りました.
演題名「変形性膝関節症患者における膝蓋下脂肪体の形態変化」
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膝蓋下脂肪体は膝構成体の中で最も痛みを感じやすい組織であるため膝の痛みの原因となりやすい組織です.
今回はその脂肪体を超音波診断装置(赤ちゃんをみる装置)を用いて形態(形)がどう変化していくのかを調査しました.
通常,膝蓋下脂肪体は膝関節を曲げていくと形を変化させます.
しかし変形性膝関節症と診断された方の脂肪体はうまく形を変えることができないという結果でした.
今後は痛みと形の変化との違いを調査していきます.
その他にも超音波を用いた様々な発表を聞き多くの刺激を受けました.
今後超音波評価は必須のスキルになってくると感じています.
今回得た知識を日々の業務へ活かします。
柔道整復師 田中 矢
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