費用
1部位 55,000円 (税込)セット内容
- 当日のPRP作成・注入
- 5日分の痛み止め
- 2週間以内に3回のリハビリ
- 2週間後の診察
PRP治療は自分の血液の血小板を利用する再生医療です。 膝の変形で悩んでいる方(変形性膝関節症)は、PRP治療の適応です。 PRP治療は”保存療法(ヒアルロン酸注射やリハビリ)”と”手術療法(人工関節など)”の中間に位置する治療法です。 PRPに含まれる成長因子が、体が本来持っている治癒力を引き出します。 自身の血液を使うため、副作用やアレルギーのリスクが非常に低い治療です。 多くの研究で、PRP治療後の痛みを軽減する効果が確認されています。 手術を避けたい患者さんにとって、非侵襲的な選択肢として役立ちます。 自分の血液を使用し組織の修復や炎症を抑える治療法 関節の潤滑と衝撃吸収を助ける物質を膝に注入する治療法 PRPとヒアルロン酸はそれぞれ有効な治療法であり、患者のニーズに応じて選択していきます。 PRP治療は上記の通りのセットでのご提供になります。 当院でのPRPは再生医療の第二種(関節内)、第三種(関節外)にあたります。 2週間で1クールの治療です。 事前にレントゲン検査や超音波検査、MRI検査を用いて正確に病態を診断します。 リハビリにて理学療法士が事前に機能評価をします。 治療当日に採血をおこないます。通常20cc程度で、広範囲の患部に対してはその倍量となります。 採取した血液を遠心分離を行いPRPを抽出します。通常の遠心分離にかかる時間は5分程度です。 濃縮されたPRPを超音波で患部を確認しながら注入します。 PRP後はバイタルサイン(体調の変化)が問題なければすぐにご帰宅可能です。 リハビリで治療後1週目の状態確認や症状緩和のための徒手療法を行います。 治療後2週目の状態確認や最終評価を行います。 ご自身の血液を使うためアレルギー反応は起こさず、超音波で患部を確認しながら注入するため安全な治療です。1. PRP治療 とは
PRPとはPlatelet Rich Plasmaの略で、多血小板血漿のことです。
血液中の血小板を濃縮して活性化させるので、成長因子が多く含まれていて、組織の修復や炎症を抑える作用が期待できます。
PRP注射は、特に膝関節症における痛みの軽減と関節機能の改善に有効であるとされています。
PRP治療は近年スポーツ整形の領域で注目を集めている治療法です。
当院は長野県で数少ないPRP治療を行っているクリニックです。2. PRP治療 の適応は?
特に下記の項目に当てはまる場合は検討する価値があります。
PRP治療の前にMRI検査をして関節内の状態を精査し、PRP治療の適応か医師が判断します。
関節のすり減り過ぎていて手術適応の場合は、他院での人工関節手術を推奨しています。3. PRPの効果 と選ばれる理由
自己治癒力をサポート
安全性の高さ
痛みを軽減
手術を回避
4. PRP治療 vs ヒアルロン酸注射 治療の比較
PRP治療
ヒアルロン酸注射
5. 費用・セット内容
費用
1部位 55,000円 (税込) セット内容
また、自由診療となりますので保険適応外です。6. 対象疾患・治療対象者
対象疾患
変形性膝関節症への治療以外にも下記のような疾患が対象となります。
認可区分
適応・対応する疾患
例えば
第二種
変形性関節症
関節軟骨損傷
関節内靭帯損傷
変形性膝関節症
半月板損傷
第三種
筋損傷
腱付着部障害
腱障害
関節外靭帯損傷
肉離れ
外側上顆炎(テニス肘)
内側上顆炎(ゴルフ肘)
足底腱膜炎
足関節外側靭帯損傷
治療対象者
対象者
・外来通院可能な方
・本治療について文書による同意をされた方(未成年の場合は代諾者の同意が必要)
・全身的な健康状態が良好である方
治療を受けられない方
・抗凝固剤の使用中の方
・血小板減少症等出血性素因がある方
・貧血の方
・重篤な感染症
・易感染性宿主(糖尿病・免疫不全・慢性腎不全・肝硬変の方)7. 治療 の流れ
治療初日
①診断
②事前評価
③採血
④遠心分離
⑤注射
⑥体調チェック
治療1週目
⑦リハビリ
治療2週目
⑧診察とリハビリ
9. 副反応 について
PPR治療は注射をするため痛みを伴います。
PRP注入後3~4日は治癒機転に伴う炎症症状として痛みや腫れなどを感じる可能性があります。