第32回日本整形外科超音波学会参加報告

2021/07/22

令和3年7月17日〜18日(日)に奈良県・なら100年会館で開催されました、
第32回日本整形外科超音波学会に柔道整復師の田中矢が参加し、発表してまいりました。

昨年は新型コロナウィルスの影響で開催が1年延期となり、2年ぶりでした。感染対策を徹底した上で現地参加してまいりました。

【超音波を用いた関節周囲の脂肪組織の評価】のパネルディスカッションにおいて
『変形性膝関節症罹患者における膝蓋下脂肪体の形態変化-第2報-』という演題で発表しました。


膝蓋下脂肪体(お皿の下にある脂肪組織)は、膝の痛みに関与する組織として近年注目されています。その脂肪体を超音波診断装置(赤ちゃんを見る機械)で観察し、その動きの様子を変形性膝関節症患者(膝に変形がある方)を対象として調査しました。
結果として変形の程度によって動きに違いはありませんでしたが、変形がない方と比較すると動きが悪くなっていました。
変形がなくても痛みなどの症状がある場合、この脂肪体の動きを評価することで症状の原因解明につながるのではないかと考えています。

久しぶりの学術発表であり、さらに新たな知識も手に入れることができました。引き続き学びたいと思います。
 
柔道整復師 田中矢
 
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長野県佐久市岩村田1311-7
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