東京施設見学研修
日程:8月22日(月)〜24日(水)
場所:都立大整形外科クリニック
AR−Ex尾山台整形外科クリニック
2016年8月22日(月)〜24日(水)にかけてAR−Exグループの都立大整形外科クリニックとAR−Ex尾山台整形外科クリニック見学研修に参加させていただきました。
今回の見学目的は東京の施設見学をすることにより施設間連絡を深めることと、手術や入院中のリハビリテーションを見学することにより患者さんの状態を確認し、退院後のリハビリテーションに活かすことです。他施設の日常業務や手術を見学できる機会はほとんどなく、大変良い機会となりました。
内容
―1日目ー
林医師外来の見学
林医師の外来はセカンドオピニオンの患者さんが多くいました。
そのような患者さんに対して、適切な画像所見を用いて、わかり
やすく説明をしていました。
平田医師外来の見学
都立大は肩関節疾患でお困りの方が多く、超音波診断装置を使い、
正確な診断を行っていました。病態説明が丁寧で、患者さんも納得
した表情の方が多かったです。
-2日目-
手術見学
吉原医師:MEL(Micro Endoscopic Laminoplasty):内視鏡下脊柱管拡大術
PED(Percutaneous Endoscopic Lumbar Discetomy):
経皮的関節鏡下腰椎椎間板摘出術
平田医師:ABR(Arthroscopic Bankart repair):鏡視下バンカート修復術
-3日目-
尾山台病棟見学
尾山台0days rehabilitation※見学
私は外来診療の経験しかなく、入院病棟や入院リハビリを見学することは初めての経験でした。また手術見学も初めての経験でした。佐久平でも手術患者さんがいる場合に、日常生活の指導や手術の説明をしていましたが、今回の見学により、より詳細に説明ができるようになったと感じます。長野—東京と距離がある分、患者さんは不安な気持ちがあると思います。患者さんの不安に思っていることをなるべく少なくし、不安に思うことなく手術に臨めるようにすることは、私たちのできることの1つだと思います。患者さんへの説明時に今回の経験を活かしていきたいと思います。そして、当法人で手術をしてよかったと思ってもられるように、さらに施設間連携を深めていければと思います。
今回の見学ではそれぞれの施設で特徴があり、同じ法人内でも診療体制やリハビリ体制が違いました。それはそれぞれの施設が患者さんのためにと試行錯誤してできたかたちであり、患者さんを治療する上で、より良いものを提供しようという現れだと感じました。佐久平でもより良い環境での治療を提供するために、他施設の良いところを取り入れ、切磋琢磨していきたいと思います。
※手術当日に行うリハビリテーションのこと。立つ練習や歩く練習を行います。