骨粗鬆症外来

担当医の紹介

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脊椎脊髄疾患及び骨粗鬆症の治療を中心に行っています。また前病院での経験も活かし、リエゾン治療(他科からの相談と治療共有)にも力を入れていこうと考えております。アレックス脊椎外科で手術も行っています。腰の痛みや骨粗鬆症でお困りの方は、一度ご相談ください。
骨粗鬆症外来では骨密度測定装置による骨密度測定と血液検査を行い、必要に応じた治療を開始します。当院の骨密度測定は骨折の好発部位である腰椎と股関節の2部位にて行うことで、より正確に判断します。特に閉経前後の女性ではホルモンバランスが崩れることにより、著しく骨密度が変化することがあります。早期に状態を把握し、治療することが大切となります。 ぜひ、一度受診してみてはいかがでしょうか?

外来担当日:第1木曜日

骨粗鬆症とは

年齢を重ねるとともに骨の密度が減り、骨の強度が低下する病気 です。
骨粗鬆症になると骨自体が脆くなり転倒などによる骨折リスクが高まります。
原因としては加齢や閉経、生活習慣(運動不足、栄養不足)などが挙げられます。
女性ホルモンのエストロゲンには骨吸収(骨を壊す働き)を抑制する効果があり、そのエストロゲンが閉経後に減少するため、特に女性は骨粗鬆症になりやすいと言われています。

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検査方法

当院ではDEXA法での骨密度測定と血液検査を実施しています。

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骨密度測定装置

骨密度測定-DEXA法

骨密度を測定する方法は様々ありますが、現時点で 最も精度の高い測定法 です。
誤差が少なく、検査時間が短く、放射線の被曝量も少ない という利点があります。
強さの異なる2種類のX線を使って 腰椎と股関節(大腿骨頚部) を撮影していきます。
撮影にかかる時間は約5〜10分です。

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血液検査の項目

血液検査

骨は、古い骨を壊し新しい骨を作る新陳代謝をしています。
古い骨を壊すことを 骨吸収 、新しい骨が作られることを 骨形成 といい、この新陳代謝のことを 骨代謝 といいます。
健康な骨は骨吸収と骨形成の バランスが保たれて います。
そこで血液検査で骨代謝マーカーを測定し、バランスが保たれているか調べます。
併せて、治療薬使用による体への負担も知ることができます。

治療

患者様の骨密度、骨代謝、年齢、性別、リスク因子、生活様式を総合的に評価し、一人ひとりに合った治療内容を提案させていただきます。

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内服薬

  • 活性型ビタミンD3製剤
  • 選択的エストロゲン受容体調整薬(SEAM:サーム)
  • ビスホスホネート製剤
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皮下・静脈注射

  • ビスホスホネート製剤
  • 抗RANKL抗体製剤
  • 副甲状腺ホルモン製剤
  • 抗スクレロスチン抗体製剤
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その他

  • 食事療法
  • 運動療法
ご予約
長野県佐久市岩村田1311-7
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