睡眠とトレーニング
PCCジャーナルVol.28(2025年10月/最終号)
3ヶ月に1回パーソナルコンディショニングセンター(PCC)ではジャーナルを発行しています。
こちらにジャーナルの内容を掲載していますのでご覧ください。
今回の担当は佐久平PCCです。
なお、PCCジャーナルは今回で終了となります。
日本人の睡眠状況
必要な睡眠時間は、個人差が大きく、年齢によっても変わり ますが6時間以上が理想と考えられています。ところが、厚生労働省の調査では20歳以上の男女で約4割の人が6時間未満と回答しています(厚生労働省 2023年度国民健康・栄養調査より)。
また、6時間未満の短い睡眠は、様々な疾患リスクが増加する(死亡 1.12 倍、II型糖尿病 1.37 倍、うつ病 2.27 倍、認知症 1.22 倍)と言われています。
引用文献:厚生労働省「良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない睡眠のこと」2025年9月版 引用日:2025年10月6日
良い睡眠のための5つのポイント
❶ 適度な長さで休養感のある睡眠を働く世代は6時間以上を目安に十分な睡眠時間を確保、リタイア世代は睡眠休養感が乏しい場合には、寝床に8時間以上とどまらない。❷ 光、温度、音に配慮した快適な睡眠環境を整える。
❸ 適度な運動習慣を身につけ、朝食を抜かず、寝る直前の食事を控える。
❹ 嗜好品とのつきあい方を見直し、カフェイン、飲酒、喫煙は控えめにする。
❺ 眠りに不安を覚えたら専門家に相談をしましょう。
引用文献:厚生労働省「良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない睡眠のこと」2025年9月版 引用日:2025年10月6日
レジスタンストレーニングが睡眠にもたらす効果
日本睡眠学会「睡眠学第2版」によると、習慣的に運動をしている人の70%は睡眠の質が良いことが分かっています。また、Kovacevicらは2017年に継続的なレジスタンストレーニング(筋力トレーニング)によって浅い睡眠の時間が減少し、深い睡眠(ノンレム睡眠)の時間が増加することが報告しています。特に高齢者や睡眠に 課題がある人において顕著のようです。
1回のレジスタンストレーニングでは睡眠の質に明確な改善はみられませんが、定期的(週2-3回)に行なうレジスタンストレーニングを2-3ヶ月継続して行うことで効果が明確に現れると言われています。
PCCのトレーニングも「継続」が大切です!
ご自身の健康のために、トレーニングを習慣化し、より良い睡眠につなげましょう!
体験・お問い合わせ
パーソナルコンディショニングセンターでは、それぞれのお悩みに合わせたパーソナルトレーニングを行っています。体験のお問い合わせは こちら !
佐久平パーソナルコンディショニングセンター
長野県佐久市岩村田1311-7
TEL 0267-66-7565
LINE 友だち追加