第46回肩関節学会・第16回肩の運動機能研究会参加報告
2019/11/08
10月24、25日にホテル国際21、長野ホテル犀北館で行われた第46回肩関節学会、第16回肩の運動機能研究会に参加しました。
今回発表はありませんでしたが、多くの発表を傾聴し、非常に有意義な時間となりました。
今回印象に残ったのはCombined Sessionのバイオメカニクスから見た投球障害肩です。
投球動作で重要なことは全身を見ることです。特に肩甲帯機能に着目することは投球障害肩を正確に評価することにつながり、適切な治療につながります。
肩患部の治療を十分に行い、その後肩甲帯や周囲の機能を改善することで状態がさらに良くなることを日々の臨床で経験しています。今回の発表を聞き肩甲帯の重要性を再認識しました。
投球障害肩で当院を受診される患者は多くいます。私も野球選手のリハビリテーションを担当することが多いため、野球選手の治療のために日々研鑽していきます。