末梢神経の走行から考える関節機能障害に対する運動療法 研修報告

2020/11/13
理学療法士
依田 好平

11月1日に開催された「末梢神経の走行から考える関節機能障害に対する運動療法」の講習会に参加しました。
今回の講習会は新型コロナウイルスの影響によりWeb(インターネット)での開催になりました。

整形外科の領域では近年、末梢神経に対する治療アプローチが注目されてきています。
超音波診断装置(エコー)を用いた検査により今まで見つけられなかった「神経の痛み」というものがみえてくるようになりました。

今回の講義内容は肩から腕にかけての神経についてというものでした。
人には首〜指先に向かう神経がいくつもありますが、代表的なものに「尺骨神経(しゃっこつしんけい)」という神経があります。
これは肘の内側を通る神経でボールを投げるなどの動作で負担がかかります。
そのため野球選手に好発する肘の内側の痛みは尺骨神経の痛みであることも多いということがわかってきました。

当院でも学生から大人まで多くの野球選手が来院されています。
肘の痛みを訴えて来院される方を1人でも多く治すため、さらに研鑽を重ねていこうと思います。

 

この記事を書いたスタッフ
理学療法士
依田 好平
理学療法士の依田 好平(よだ こうへい)と申します。
お一人おひとりの病態にあった治療法を提供できるよう日々研鑽しております。
スポーツ障害に悩む学生から日常生活でお困りの高齢者の方まで、今ある身体をより良いものにできるよう、ぜひ一緒に頑張ってきましょう!
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長野県佐久市岩村田1311-7
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