Specialist
アレックススペシャリストチーム
久保 貴敬(Kubo Takanori)
全身の関節鏡と低侵襲治療のスペシャリスト

AR-Ex尾山台整形外科 整形外科医師
2008年の医師キャリア開始以来、一貫して整形外科・関節鏡視下手術の研鑽を積んできました。プロ野球「読売ジャイアンツ」やBリーグ「信州ブレイブウォリアーズ」のチームドクターを歴任し、トップアスリートの早期復帰を支える傍ら、国内外の学会で最新の低侵襲(ていしんしゅう)治療を発表し続けている、この分野のパイオニアの一人です。
独自の実績と専門技術
最大の特徴は、「全身の関節鏡手術」と「切らない最新の痛み治療」の両方に精通している点にあります。一般的な整形外科では対応が難しい難治性の症例に対しても、最先端のデバイスと高度な技術を組み合わせて、最善の治療方針を提案します。
1. 股関節鏡:関節の安定性を守る独自の術式
ドイツの世界的権威であるMichael Dienst医師のグループから直接伝承された「Peripheral Compartment First Approach (PCFA)」を実践しています。
- 独自性: 従来の術式とは異なり、股関節を支える重要な靭帯(関節包)を大きく切開せず、器具の挿入口(ポータル)周囲のみの最小限の処置に留めることで、術後の関節の安定性を最大限に維持します。
- 適応: 重度の骨突出(FAI)など、牽引が十分にできない困難な症例に対しても、このアプローチを用いることで精密な治療が可能です。
2. 肘・腱障害:TENEX® × NanoScope® の併用
「テニス肘」などの難治性の腱障害に対し、メスを使わない最新治療を提供しています。
- 独自性: 超音波で変性した腱だけを乳化・除去するTENEX®と、国内導入の少ない極細内視鏡NanoScope®を併用。最小限の傷跡で関節内の滑膜ひだ障害なども同時に処置できる、極めて低侵襲な治療を実現しました。
- 実績: 肘の治療において95%という高い患者満足度を誇り、その効果は7年以上の長期にわたって持続することがデータで証明されています。
3. 肩関節:アスリートの再脱臼を防ぐ「DAFF変法」
スポーツ選手に多い「肩関節前方不安定症」に対し、強固な修復を可能にするDAFF変法を施行しています。
- 実績: 本人が執刀したアスリート15名の調査では、術後の再脱臼は0件。約72%が以前と同じレベルの競技に復帰を果たしています。
4. 膝・慢性痛:異常血管への「動注治療」
変形性膝関節症や、人工関節手術(TKA)後に残ってしまった消えない痛みに対し、カテーテル技術を応用した「動注治療」を行っています。
- 独自性: 痛みの原因となる「異常血管(モヤモヤ血管)」に直接薬剤を注入するアプローチです。人工関節手術後の激しい痛みが、わずか4回の治療で劇的に改善した症例も報告されています。
略歴・チームドクター実績
- 2008年: 愛媛大学医学部卒業。同大学附属病院、愛媛県立中央病院等で勤務。
- 2012年: 医療法人アレックス入職。
- チームドクター実績:
- Bリーグ「信州ブレイブウォリアーズ」チームドクター(2013年〜)
- プロ野球「読売ジャイアンツ」チームドクター(2019年〜)
- 医療連携: 日本体育大学クリニックとの医療連携プロジェクトにも携わり、学生アスリートの早期復帰をサポートしています。
国内外での学会発表実績
治療成績を客観的に評価し、学術集会で継続的に発表することで医療の質を追求しています。
- 国際学会: ISHA(国際股関節保存学会)2025年10月 福岡
- 日本股関節学会: 関節包を温存する最新術式のテクニカルノート発表
- 第47回日本肩関節学会: 肩関節不安定症に対するDAFF変法の短期成績報告
- 第35回日本整形外科超音波学会: TENEX®とNanoScope®を用いた肘の最新治療報告
- JAPAN PAIN WEEK 2025: 変形性膝関節症に対する新しい動注治療の有効性報告
各専門分野のより詳しい解説はこちら
提供している各治療法の詳細や、具体的な改善データについては、以下の各ページをご覧ください。
- 関節の機能を「守り、残す」:関節包を温存する独自の股関節鏡手術
- テニス肘・腱障害の「切らない」最新治療:TENEX®×NanoScope®
- 膝の痛みの新選択肢:異常血管を叩く「動注治療」と人工関節術後の残存痛対策
患者様へメッセージ
「スポーツ現場で培った知見と、最先端の低侵襲技術を組み合わせ、一人ひとりの患者様が『痛みなく動ける喜び』を取り戻せるよう全力を尽くします。」