アレックススペシャリストチーム
繰り返す肩の脱臼を根治する「次世代の鏡視下骨移植術」とは
「骨が削れているから治りにくい」と言われたあなたへ
肩が一度外れると、日常の何気ない動作やスポーツ中に何度も外れてしまう「反復性肩関節脱臼」。 特に何度も脱臼を繰り返している方の多くは、肩の関節の骨(受け皿側や腕の骨側)が削れて減少してしまっています。これを専門用語で「Bipolar bone loss(バイポーラ・ボーンロス)」と呼びます。


この状態は非常に治りにくく、一般的な内視鏡手術(バンカート修復術)だけでは再び外れてしまうリスクが高いことが知られています。
AR-Ex Medical Groupの白尾医師は、この難治性の脱臼に対し、「人工骨を用いた鏡視下骨移植術」という高度な専門技術で、多くの患者様のスポーツ復帰・社会復帰を支えています。
独自技術:なぜ当グループの骨移植術は再発が少ないのか?
1. 骨欠損を補い「土台」を再建する
一般的な手術が「剥がれた組織を縫い合わせる」だけなのに対し、当グループが提供する手術は「失われた骨を補填して、関節の土台そのものを造り直す」点に最大の特徴があります。
肩の受け皿(関節窩)に人工骨を移植し、骨の面積を広げることで、腕の骨が外に飛び出そうとするのを物理的にブロックします。
2. 「内視鏡(鏡視下)」による低侵襲なアプローチ
従来、骨移植を伴う手術は大きく切開する必要がありましたが、本術式ではこれを小さな傷跡で済む内視鏡(関節鏡)で行います。
- メリット: 筋肉へのダメージが少なく、術後の痛みが軽減されます。また、傷跡が目立たないため、早期のスポーツ復帰やリハビリが可能です。
3. 人工骨の活用で「自分の骨を削らない」
通常、骨移植には自分の腰の骨などを採取して使うことが一般的ですが、当グループでは最新の「人工骨(Neoborn X2など)」を活用しています。
- メリット: 自分の健康な骨を採取する必要がないため、採取部位の痛みや合併症のリスクが一切ありません。
学会で証明された確かな治療成績
白尾医師は、日本肩関節学会などの権威ある学会において、継続的にその治療成績を発表し、術式の精度を高めています。
- 再脱臼率 3.6%という驚異的な安定性 骨が大きく削れた難治性の症例(Bipolar bone loss)に対し、関節窩の骨補填を精密に行うことで、手術後に再び脱臼する確率をわずか3.6%にまで抑え込んでいます(2020年 日本肩関節学会発表データより)。
- 3D-CTによる科学的な評価 手術して終わりではなく、術後6ヶ月、1年と経過を精密な3D-CTで追跡。移植した人工骨がどのように自身の骨と馴染み、形態が安定していくかを詳細に検証しています(2024年 日本肩関節学会発表データより)。


このようなお悩みをお持ちの方へ
- スポーツ中に肩が外れるのが怖くて、思い切りプレーができない。
- 他院で「骨がかなり削れているので、普通の手術では再発する」と言われた。
- 大きな傷が残る手術は避けたい、なるべく早く復帰したい。
肩の安定性は、正確な「骨の再建」によって取り戻すことができます。 「もう激しいスポーツは無理かもしれない」と諦める前に、最新のエビデンスと高度な鏡視下技術を持つ専門外来へぜひご相談ください。
担当医師のご紹介
白尾 宏朗 (Shirao Hiroaki)
AR-Ex Medical Group 整形外科医師
2017年より医師としてのキャリアをスタート。日本医科大学付属病院や同武蔵小杉病院の整形外科において、肩関節外科の最前線で多くの難治症例の治療に従事してきました。現在は、骨欠損を伴う反復性肩関節脱臼に対し、人工骨と関節鏡を組み合わせた高度な再建術を専門としています。日本肩関節学会等の主要な学術集会で積極的に治療成績を発表し、常に最新のエビデンスに基づいた精密な医療の提供に努めています。