腰椎分離症のリハビリテーション
成長期の腰椎分離症は腰の 疲労骨折 です
疲労骨折の原因はさまざまですが、
成長期の腰椎分離症の多くは、特に「オーバー・ユース」や「オーバ・ロード」による
繰り返される 腰椎への負担(力学的ストレス)で発症すると言われています。
そして、徐々に筋力や柔軟性が失われていくと、最大限に力を発揮できなくなります。
これを
身体の機能不全といいます。
スポーツ傷害(外傷・障害)
外傷:スポーツ外傷
(急性の外傷)
障害:スポーツ障害
(オーバー・ユース:過度使用)
(オーバー・ロード:過大負荷)
MB Med Reha No.228:1-5,2018
このようなときは、
運動連鎖(全身の動きのつながり)が破綻していて、運動やスポーツ競技で
体を上手に使えていない可能性があります。
運動連鎖とは、
「ある関節で運動が生じると、その運動の影響が隣接関節に波及すること」で、
全身の動きはつながっていることを意味します。
しかし、腰椎分離症では
運動連鎖(全身の動きのつながり)が破綻 し、
身体の機能不全 (可動域制限、筋力低下、
筋・筋膜・神経の滑走不全など)も起こっています。
そのため、患部を中心にこれらの改善を目的とした
リハビリテーション が必要です。
受傷からスポーツ復帰まで
MRI画像とCT画像から病期(骨折の状態)の確認を行います。
病期は一般的に初期・進行期・終末期に分類されます。
アレックスメディカルグループでは、この病期に合わせてメディカルリハビリテーションからアスレティックリハビリテーションまで一貫して行い、一人一人の状態や目標に合わせて最適なリハビリテーションを提供いたします。