腰椎分離症のリハビリテーション

2020/05/05
#脊椎
理学療法士
朝重 信吾

腰椎分離症のリハビリテーション

成長期の腰椎分離症は腰の 疲労骨折 です


疲労骨折の原因はさまざまですが、成長期の腰椎分離症の多くは、特に「オーバー・ユース」や「オーバ・ロード」による
繰り返される 腰椎への負担(力学的ストレス)で発症すると言われています。
そして、徐々に筋力や柔軟性が失われていくと、最大限に力を発揮できなくなります。
これを身体の機能不全といいます。
 


スポーツ傷害(外傷・障害)


外傷:スポーツ外傷
(急性の外傷)

障害:スポーツ障害
(オーバー・ユース:過度使用)
(オーバー・ロード:過大負荷)

                        MB Med Reha No.228:1-5,2018



このようなときは、運動連鎖(全身の動きのつながり)が破綻していて、運動やスポーツ競技で
体を上手に使えていない可能性があります。

運動連鎖とは、「ある関節で運動が生じると、その運動の影響が隣接関節に波及すること」で、
全身の動きはつながっていることを意味します

しかし、腰椎分離症では 運動連鎖(全身の動きのつながり)が破綻 し、 身体の機能不全 (可動域制限、筋力低下、
筋・筋膜・神経の滑走不全など)も起こっています。
そのため、患部を中心にこれらの改善を目的とした リハビリテーション が必要です。





 

受傷からスポーツ復帰まで

MRI画像とCT画像から病期(骨折の状態)の確認を行います。
病期は一般的に初期・進行期・終末期に分類され
ます。










アレックスメディカルグループでは、この病期に合わせてメディカルリハビリテーションからアスレティックリハビリテーションまで一貫して行い、一人一人の状態や目標に合わせて最適なリハビリテーションを提供いたします。














      






 









 





                                                                              

































 
この記事を書いたスタッフ
理学療法士
朝重 信吾
アレックス脊椎クリニックに勤務しております理学療法士の朝重信吾と申します。
私は「痛みやしびれを感じないで生活する」ことを目標に取り組んでいます。
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