MRI検査
MRI(Magnetic Resonance Imaging):磁気共鳴画像診断装置
MRIとは
人体は数多くの原子で構成されています。通常、体内の原子の向きはバラバラですが、MRIのような強い磁場の中に入ると、原子は一定の方向を向き始めます。この向きが揃った原子に対し、特定の電磁波を照射すると、原子は一時的に異なった振動や回転をし、元の位置に戻ろうとします。このとき原子から放出される微弱な周波数を計算し、画像化したものがMRI画像です。
MRI検査でわかること
MRIでは、体内の様々な組織の情報を詳細に知ることができます。特に筋肉、腱、軟骨など、CTやレントゲン検査では評価が難しい組織の描出に有効です。また、血管撮影においても、造影剤を使用せずに画像化することが可能です。
MRIの特徴
大きな音が発生します
MRI装置は、非常に強力な磁場と、画像化に必要な「傾斜磁場」を発生させるためのコイルに電流を流して撮影を行います。電流を流し続けるために装置を冷却する必要があり、入室時に聞こえる「ボー」という音は冷却ポンプの作動音です。
さらに、撮影中には「ガンガン」「ドンドン」といった大きな音が発生します。これは、コイルに電流が流れる際に発生する力によってコイルが振動することが原因です。撮影方法(撮像法)によってコイルの振動パターンが異なるため、様々な種類の音が聞こえます。
体が熱をもつことがあります(SAR)
MRI検査では、装置から体内に強い電磁波(RFパルス)を照射し、信号を収集します。この電磁波を浴びた際、体内の原子が振動・回転することで熱が発生し、体温がわずかに上昇することがあります(SAR:比吸収率)。電磁波の周波数が高い場合や、体格が大きい方などは特に熱が発生しやすくなります。装置側で一定以上の発熱が起こらないよう厳しく制御していますが、検査中に熱感や不快感を感じた場合は、すぐにスタッフにお知らせください。
検査室内は寒い環境です
MRI装置は熱や湿気に非常に弱い精密機器であるため、装置を安定して稼働させるために検査室内の温度を低く設定し、冷やす必要があります。ご理解いただけますようお願いいたします。
検査費用と撮影時間
| 部位 | 撮影時間 | 撮影料+診断料(3割) |
| 頭部 | 30分 | 約6,500円 |
| 頸椎 | 25分 | 約6,500円 |
| 胸椎・肋骨 | 40分 | 約6,500円 |
| 腰椎 | 30分 | 約6,500円 |
| 肩 | 30分 | 約6,500円 |
| 肘 | 30分 | 約6,500円 |
| 前腕 | 40分 | 約6,500円 |
| 手関節 | 30分 | 約6,500円 |
| 手 | 40分 | 約6,500円 |
| 股関節 | 40分 | 約6,500円 |
| 大腿部 | 40分 | 約6,500円 |
| 膝 | 30分 | 約6,500円 |
| 下腿部 | 40分 | 約6,500円 |
| 足関節 | 25分 | 約6,500円 |
| 足 | 30分 | 約6,500円 |
検査に関するご案内
安全・安心に検査を受けていただくために、以下の情報もご確認ください。
1. 検査前の注意事項
安全な検査のために、禁忌事項や当日のご注意点をご確認ください。MRI検査の注意事項(禁忌・原則禁忌)
2. 検査に不安がある方へ
閉所恐怖症など、検査への不安をお持ちの患者様への対応、および検査の流れを動画でご確認いただけます。狭い所が苦手な患者様へ
対応クリニックのご紹介
MRI検査が可能なクリニックをご紹介します。