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症例 2 上腕骨外側上顆炎
1.上腕骨外側上顆炎とは
上腕骨外側上顆炎とは、手を使う運動や作業を繰り返すことによって肘の外側が痛くなる疾患です。
テニスプレーヤーに多く見られることから、一般的には「テニス肘」ともいわれていれます。しかし、バドミントン、スカッシュ、卓球などのラケットを使う競技、ボート競技などでも見られます。
その他に、長時間パソコンを使用する方、重たい鍋を持つ調理師の方など、手首をよく使う方々にも見られます。
2.炎症の原因
手指を伸ばす、または手首を反らす時に働く筋肉は肘の外側(上腕骨外側上顆)から始まり手指や手首に付いています。
日頃から手を良く使っていると筋肉が付いている部分に負荷がかかります。さらに負荷が続いて炎症が起きると、そこに痛みが生じます。
症状が慢性化すると、筋肉が十分に縮んだり伸びたりできなくなる事があります(機能不全)。
筋の機能不全が原因で痛みが出ることもあります。
3.痛みが出る場所
肘の外側、上腕骨の端には手首を反らしたり手指を伸ばしたりする筋肉(長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋)がついています。これらの筋肉がついている場所を「上腕骨外側上顆」といい、その周囲に痛みを生じます。
下の写真は筋肉が付着している部分を示しています。
4.上腕骨外側上顆炎のMRI画像
FS PD 冠状断像 FS PD 横断像
上の画像は右肘関節のMRI画像で、炎症が起きている部分が画像上の赤矢印で示した部分です。本来は黒い帯状の構造として見えるべき腱がかなり白くなっており(「信号が上昇している」と言います)、しかも腫大しています。強い炎症があるものと思われます。この様な画像が「上腕骨外側上顆炎」の典型的なMRI画像です。
もちろん炎症の程度は様々で、それによって信号上昇の程度(画像上での白さの程度)や腫大の程度も異なります。下の画像はやはり上腕骨外側上顆炎のものですが、上の画像ほど信号上昇や腫大は強くはありません。
*「上腕骨外側上顆炎」が疑われる場合、当方のMRI検査では脂肪抑制併用プロトン密度強調画像(FS PD)という撮像方法を用いています。脂肪抑制併用T2強調画像(FS T2)、STIRなどの撮像方法でも炎症は確認できますが、筋肉や腱、靱帯、骨の状態を一種類の画像で最も良く描出できる撮像方がFS PDと考えているからです。
☆ 症状や治療について詳しく知りたい方は、『AR-Exホームページ』→『整形外科基礎知識』→『』→『上腕骨外側上顆炎』のページを御覧ください!
2015/4/27 更新
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