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膝関節の外来

膝の痛み・不安定感でお困りの方へ

膝関節は、立ち上がり、歩行、階段の昇降、スポーツ活動など、私たちの日常動作を支える非常に重要な関節です。しかし、加齢や酷使、外傷によって、膝に痛みや不安定感が生じると、生活の質(QOL)は大きく低下してしまいます。多くの方が痛みを放置してしまいがちですが、早期に専門的な診断と適切な治療を開始することが、症状の悪化を防ぎ、完全復帰を果たすための鍵となります。

アレックスメディカルグループは、スポーツ整形外科を専門とするクリニックグループとして、最新の知見と高度な技術に基づき、膝関節のトラブルを根本から解決することを目指しています。当グループの治療哲学「AR-Ex」は、単に痛みを緩和するだけでなく、「もう一度思い切り動きたい」という患者様の想いを実現するため、専門家がチームを組んで一貫したサポートを提供します。

主な対象となる症状・疾患

当外来では、膝の痛みや機能障害を引き起こす以下の疾患に対し、専門的な診断と治療を提供しています。

変形性膝関節症

軟骨がすり減り、関節が変形することで炎症や痛みが起こる慢性疾患です。初期症状としては、動き始めや立ち上がりの際の痛み、階段の上り下りでの違和感が挙げられます。症状が進行すると、正座やあぐらが困難になるほか、膝に水(関節液)がたまり、歩行が難しくなることも少なくありません。

半月板損傷

膝関節内でクッションの役割を果たす半月板に亀裂が生じたり、欠けたりした状態です。症状としては、膝の曲げ伸ばし時の引っかかりやクリック音(異音)が特徴的です。重症化すると、膝が急に動かなくなる「ロッキング」現象を伴い激痛が生じることがあります。放置すると、将来的に変形性膝関節症を引き起こす可能性があります。

靭帯損傷(前十字靭帯損傷など)

スポーツ中の外傷などが原因で、膝の関節を安定させる靭帯が損傷・断裂する状態です。特に前十字靭帯(ACL)を損傷すると、痛みや腫れが落ち着いた後も、ストップ動作や方向転換の際に膝がガクッとずれるような「不安定感」が残ります。この不安定感を放置すると、半月板損傷など二次的な損傷を引き起こすリスクが高まります。

診断の流れ

膝の症状を正確に把握し、最適な治療計画を立てるためには、詳細な診断が不可欠です。

詳細な問診・診察

患者様の症状の経過、痛みを感じる動作、生活習慣、スポーツ歴などを詳細に伺います。

画像検査・機能評価

  • X線(レントゲン)検査: 骨や関節の位置、変形の有無、関節の隙間(軟骨の厚さ)を立位荷重時など、多角的に確認します。
  • 超音波(エコー)検査: 筋肉や腱、炎症の状態などをリアルタイムで確認し、診断の精度を高めます。
  • MRI検査:超音波検査では確認できない筋肉や靭帯、軟骨などの損傷や骨内の状態を確認します。(検査可能施設:AR-Ex 尾山台整形外科、長野整形外科クリニック、佐久平整形外科クリニック)
  • CT検査:CT検査は3次元的に確認できるため病変の特定や形態の評価が可能です。(検査可能施設:アレックス脊椎クリニック)
  • 機能評価: 可動域や筋力、膝の不安定性を評価し、治療方針を決定する重要な情報とします。

治療方法:完全復帰を実現するAR-Exアプローチ

アレックスメディカルグループの治療方法は、患者様の症状や活動レベルに応じて、治療リハビリテーション運動療法の3つの要素を組み合わせたアプローチで提供されます。

治療の根幹:低侵襲な関節鏡視下手術

当グループは、最小限の負担で最大の効果を得るため、低侵襲な関節鏡視下手術を重視しています。

  • 1mmの精度へのこだわり: 小さな切開でカメラを挿入する関節鏡視下手術では、経験豊富な専門医が1mmの精度にこだわる処置を行うことで、確実な治療効果を実現します。
  • メリット: 傷が小さく、術後の痛みや筋力低下のリスクが低減され、回復が早くなります。これにより、早期に日常生活やスポーツへのスムーズな復帰を目指すことが可能です。

先進医療の提供:APS療法による治療

変形性膝関節症の患者様に対し、一般的な保険診療や手術に加え、先進医療であるPRP(多血小板血漿)やAPS(自己タンパク質溶液)療法などの再生医療に対応しています。

  • APS療法の特長: 患者様ご自身の血液を利用するため、拒否反応などの重篤な副作用リスクが極めて低い安全性の高い治療法です。日帰りで受けられる体への負担が少ない注射治療であり、海外の報告では1回の注入で約24ヶ月間にわたり痛みの改善効果が持続することが示されています。

グループ連携によるトータルサポート

当グループでは、診断から手術、術後フォローアップまで、グループ内の各クリニックが情報を共有し、シームレスで一貫性のある治療計画を実行します。

  • 継続的な支援: 保険診療が終了した後も、スポーツ装具の作成・調整、接骨院でのコンディショニングサポート、パーソナルトレーニングなど、完全復帰後の身体の維持・向上までを長期的にサポートします。

リハビリテーション・運動療法の重要性

膝関節の機能回復と再発予防には、手術と同等、あるいはそれ以上に質の高いリハビリテーションと運動療法が不可欠です。

リハビリテーション

知識と計測に基づき、患者様の病態や回復段階に合わせた最適なプログラムを個別に作成・実施します。痛み緩和に加え、再発予防を含めた身体づくりを目指します。

  • 超音波(エコー)活用による可視化: エコーを用いて治療部位(筋肉、腱、炎症部位など)をリアルタイムで可視化しながらリハビリを実施します。これにより、身体の奥の組織の状態や、筋肉の収縮状況を客観的に確認でき、より正確で根拠のあるリハビリテーションを提供できます。
  • 医師・理学療法士の連携体制: 執刀医とリハビリを担当する理学療法士が密に連携し、治療の意図とリハビリの目標を一致させる一貫した管理体制でサポートします。

運動療法

リハビリ後の機能を維持・向上させるための次のステップであり、再発予防を目指し、科学的根拠に基づいたトレーニングを実施します。

  • 専門チームによるサポート: 理学療法士、柔道整復師に加え、専門のトレーナー、アスレティックトレーナーが在籍し、医師・理学療法士と連携してトレーニングを実施します。
  • 目的別トレーニング: 再発予防、競技力向上、ダイエット、健康維持といった、患者様一人ひとりの具体的な目的に合わせた身体づくりを目指します。

受診をおすすめするケース

以下のような症状がある方は、早期に専門医の診察を受けることをおすすめします。放置すると症状が悪化し、治療が長期化する可能性があります。

  • 数週間以上、膝の痛みが続いている。
  • 歩き始めや立ち上がり、階段の昇降時に違和感や痛みを感じる。
  • 膝が腫れたり、熱を持ったりしている。
  • スポーツ中に膝がガクッとずれるような不安定感がある。
  • 急に膝が動かせなくなる「ロッキング」現象が起こった。

対応クリニックのご紹介

当グループでは、各エリアで専門的な膝関節外来を提供しています。

東京エリア

埼玉エリア

長野エリア

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