第42回 日本整形外科スポーツ医学会学術集会への参加報告
9月16日から18日にかけて第42回日本整形外科スポーツ医学会学術集会が札幌で開催されました。
今回の講演やシンポジウムは、スポーツ傷害についての病態や研究報告だけでなく、学会開催時期がリオデジャネイロオリンピンク・パラリンピックオと重なったこともあり、大会でのメディカルサポートやトップアスリートへの対応について様々なディスカッションが行われました。
また、日本が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)へ参加した際に考えられる医療システムや医学教育への影響、また、これに伴う日本のスポーツ医学の変化について講演がありました。
今回の学術集会は、日々の臨床で活かせる内容から、世界的な視点で現在の日本スポーツ医学を考えることが一つの特徴であったかと思います。
最後に、当法人のスタッフとして、日々の臨床を大切にし、また、同時に日本の医療従事者として広い視野を持ちより良い医療を提供できるよう努力したいと思います。2020年に開催される東京オリンピックに関しても、少しでも大会に貢献できるよう活動を応援したいと思います。