肩の脱臼は治せる!当院での手術治療~肩関節脱臼治療のQ&A~
当院の肩関節脱臼手術に対する取り組みや技術について
Q.肩関節脱臼に対してどのような手術をしますか?
A)肩を脱臼すると、肩を安定させる組織が損傷し肩が不安定になります。手術では損傷した組織(関節唇や関節包)を修復し、安定性を高める処置を行います。当院では主に関節鏡を用いて行う、関節鏡視下Bankart修復術を行なっています。Q.関節鏡とはなんですか?
A)関節鏡とは細い棒状の内視鏡とカメラのシステムのことです。手術の際は関節鏡を関節の中に挿入して中の状態を観察することで、大きな傷をつけることなく組織を修復することができます。Q.関節鏡手術のメリットはなんですか?
A)傷あとが目立たない、術後の痛みが比較的少ない、術後の痛みが少ないためリハビリがスムーズに行える、入院期間が少ない、筋肉への侵襲が少ない、術後の筋力低下が最小限に抑えられるなどのメリットがあります。当院では患者様へのメリットが多い関節鏡視下手術にこだわっております。Q:傷口はどれくらいできますか?
A)関節鏡や手術器具を挿入するための約1cmの傷が3〜4カ所できます。ただし、追加処置や損傷の状態により傷口が増えることがあります。Q.状態やスポーツによって手術の内容は変わりますか?
組織の損傷の状態や患者様の希望に応じて、執刀医がどのように修復するかを決定します。例)
・関節鏡視下Bankart-Bristow法(烏口突起移行術)
手術の適応:肩の受け皿である関節窩の欠損が大きい場合やコンタクトスポーツへの復帰を希望する方方法:肩甲骨の一部である烏口突起の先端を付着している筋・腱ごと切り離します。肩関節の前方に位置する肩甲下筋を線維方向に切開します。切開した部分に剥離した烏口突起の先端を関節窩前方に設置し、スクリューを用いて固定します。烏口突起に付着している筋・腱があることで、前方脱臼に対する制動効果を得ることができます。
・Remplissage法
手術の適応:脱臼した際にできた上腕骨頭の骨欠損部(Hill-Sachs病変)が受け皿の関節窩にかみ合い、容易に脱臼してしまう方方法:上腕骨の骨欠損部分にアンカー(糸つきビス)を打ち込み、関節包や腱板を骨欠損部に充填するように縫いつけます。この処置を行うことで上腕骨頭の骨欠損部が関節窩にかみ合って脱臼することを防ぎます。
Q:手術時間はどのくらいか
A)おおよそ1時間半~2時間程度ですが、術中所見により変わります。Q:アンカー(糸つきビス)は体内に残りますか?
A)アンカーは体内で吸収されるリン酸カルシウムを主原料とした素材です。徐々に吸収され、体内に遺物が残らないようにします。糸はポリエチレン、ポリプロピレンなどで軟部組織を縫合し、そのまま体内に残りますが、組織との親和性も高く異物反応などの影響は少ないとされています。当院の肩の脱臼の手術までの流れ
Q.肩関節外来の医師の受診日はいつですか?
A)肩関節専門医の診察日は 診療案内のページ からご確認ください。① 問診票の記入
受付を済ませていただき、問診票をお受け取り下さい。
問診票の質問にご記入いただきましたら、受付に提出し、待合室でお待ち下さい。スタッフがお呼びいたします。
② スタッフによる問診
スタッフに呼ばれましたら、呼ばれたブースにお入り下さい。ご記入いただいた問診票に基づき、医師の診察の前にスタッフが詳細を聞かせていただきます。(10分前後お時間をいただきます。)
お薬を服用されている方はお薬手帳をお持ちください。
③ スタッフが医師に申し送り
問診が終了しましたら再び待合室でお待ち下さい。(そのまま診察をさせていただく場合もございます。)
聴取した問診内容をスタッフが医師に申し送りし、検査内容を決定いたします。
④ 必要に応じてレントゲン検査
必要に応じてレントゲン検査をいたします。放射線科の待合室でお待ち下さい。
(症状によってはレントゲン検査を実施しない場合もございます。)
⑤ 診察
問診の内容、検査画像、可動域などの理学所見に基づいて医師が診断をいたします。
画像検査・理学所見に基づく診断
Q.肩脱臼のための検査はどんなものがありますか?
A)当院では4つの画像診断機器を使用し、肩や軟部組織の状態を精査いたします。①単純X線検査(レントゲン検査)
・骨の状態を確認することができます。骨折の有無、機能的変化の精査に優れており
脱臼に合併する骨折や機能的構造を精査することが可能です。
問診後、必要であれば検査いたします。
②超音波検査法(エコー検査)
・レントゲン画像では不可能な軟部組織(靭帯、筋、腱)を描出することが可能です。
診察時に必要であれば検査いたします。
③磁気共鳴画像診断装置(MRI)
・レントゲン画像やエコー検査では描出できない骨の中や筋、腱、靭帯の状態を詳細に検査することができる装置です。
レントゲン画像や、エコー画像から必要と判断した場合に検査いたします。
※MRI検査は完全予約制のため、検査は後日となることが多いです。
④コンピューター断層装置(CT)
・骨の状態を精査するのに最も優れている装置です。
脱臼の可能性がある場合に検査することが多く、骨折の有無、骨の状態を精査することが可能です。
脱臼を疑う画像所見
①Bankart病変(関節唇損傷+靭帯損傷)骨性Bankart病変(関節窩前縁骨折)
上腕骨頭の受け皿である関節窩の前方が骨折していることがわかります。
①Hill-Sachs病変(上腕骨頭骨折)
上腕骨頭が関節窩に衝突し、上腕骨の陥凹骨折がわかります。
理学所見
脱臼の検査は画像検査のほかに理学所見(徒手的検査)があります。
脱臼を疑う理学所見
・Apprehension test(アプリヘンジョンテスト)肩関節外転、外旋時に骨頭を後方から前方に押し出し疼痛や不安感を認めれば陽性となります。
・Sulcus sign(サルカスサイン)
上腕下垂時に上腕を下方に牽引し、肩峰下に陥凹や不安感を認めれば陽性となります。
画像所見や理学所見を駆使し、的確な治療を計画いたします。
患者さんの希望・手術適応の判断に基づく治療方針の決定
Q.手術はどのように決まりますか?
A)〇手術決定
手術は損傷の程度やご本人の生活環境に応じて 手術方法を決定していきます。手術を受けるか、保存療法で治療するかは患者さんの希望も考慮して決定します。
〇コンタクトスポーツ、重労働への復帰をお考えの場合
再脱臼のリスクが高いため基本的には手術による治療をお勧めします。
〇 運動や仕事復帰をしたいが手術は希望しない
初回脱臼の場合や、損傷の程度が高度ではなく手術適応条件に満たない、不安定性が高くない場合は 一定期間の固定とリハビリテーションで 日常生活や仕事に復帰ができる可能性があります。(保存療法-手術をしない治療)
競技レベルの高い運動、肩の動作が大きいスポーツを行う場合はそうでない方と比べて再脱臼のリスクが上昇します。
また手術適応と診断されたうえで、患者さんが保存治療を希望される場合においては、再脱臼のリスクが高いと考えられます。
Q.手術適応とはなんですか?
A)手術適応とは医学的な根拠をもとに医師が診断し、手術をすることで改善が見込める状態です。手術適応の条件は以下の通りです。①肩関節唇損傷、前下関節上腕靭帯(AIGHL)の損傷と機能低下
②20-25% 以上の肩甲骨関節窩の骨欠損
③2回目以降の脱臼
④・初回脱臼後でも不安定感が強く、日常性に支障がある
・再脱臼しやすい10代スポーツ選手 (特にコンタクトスポーツ) の場合
Q.手術が決まったら何をしますか?
①必要書類の記入1)手術に向けた詳細な問診票
→患者様の基礎情報や既往歴、内服薬など手術に関する情報をお聞きします。
当院は整形外科単科のため、既往歴を確認させていただき手術に影響する可能性のある既往がある場合は医師の判断のもと、かかりつけ医からの診療情報提供書をもらってきていただくことがあります。
また内服薬によっては手術日まで休薬して頂くことがあります。
サプリメントは手術1週間前から必ず休薬して頂きます。
2)アレルギー確認票
→入院食が外部からの取り寄せになるため、アレルギーによっては入院をお断りさせて頂くことがあります。
3)禁煙同意書
→喫煙は手術に影響を与える可能性があるため、手術の28日前からの 禁煙をお願いしています。
4)感染症検査同意書
→手術時に起こる可能性のある感染症のリスクについて説明させていただき同意をいただきます。
②手術前の検査
1)術前検査
→手術の4~6週間前(目安)に血液検査、心電図、尿検査、胸部レントゲン撮影
などを行います。
2)術前診察でのIC(インフォームドコンセント)
→医師より手術の詳しい内容やリスクについて説明を行う時間を手術前の診察として行わせて頂きます。
3)筋力検査
→手術後の復帰を早くできるように、手術前に筋力検査を測定します。
③部屋希望の聴取
当院は部屋の種類が3種類ございます。スタッフからご希望をお伺いします。
1)大部屋
4人部屋となっており、シャワー室・トイレは共用のもの使用して頂きます。
2)個室(1日15,000円と30,000円の2種類ございます)
15,000円の個室はシャワーとトイレは共用のものを使用して頂き、
30,000円の個室はシャワー・トイレが個室内についています。
Q.どんなリスク(危険)がありますか?
A)〇再脱臼のリスク
→再脱臼の可能性は5〜8%
再脱臼を起こさないためにも術後のリハビリが重要になります。
〇全身麻酔のリスク
→手術は全身麻酔で行います。軽微ですが、頻度の高い全身麻酔後の合併症として、吐き気、嘔吐、頭痛、寒気による震えがあります。また、全身麻酔では人工呼吸器の接続のため気道内が必要になるため、口唇、歯牙の損傷、喉の違和感、嗄声が起こる可能性があります。
〇下肢静脈血栓塞栓症のリスク
→頻度は高くありませんが、手術時や下肢骨折時に起こりやすいといわれています。
当院では予防策として入院時に弾性ストッキングを購入、着用していただきます。
〇喫煙の影響によるリスク
→喫煙は末梢血管が収縮、変性し血流が減少します。そのため、創部治癒を阻害したり、骨代謝のバランスが崩れ、骨が脆くなります。また、術後創部感染の危険因子になるとの報告もあります。呼吸機能も低下させ、全身麻酔に大きな影響が出てしまうため、当院では手術の1ヶ月前から禁煙をしていただいております。(当院は整形外科単科のため、対応が難しく、禁煙が出来ない場合は手術は中止となり、希望される場合は総合病院へご紹介となります。)
〇創部感染のリスク
→術後創部の感染リスクは表層感染と深部感染を含めて0.1〜17.3%程度であり、関節鏡視下手術での深部感染発生率は0.14〜0.48%程度です。発生頻度は稀ですが、予防策として抗生剤の予防投与を行います。
Q.手術までに何回受診が必要ですか?
A)肩専門医の診察で手術が決定したら、手術に向けて必要な受診のスケジュールをスタッフと一緒に調整します。〇術前リハビリとして何度かリハビリを目的に受診していただきます。症状や状態などにより受診回数や頻度などは担当者と相談となります。
〇入院から6週間前より術前検査を行い、全身状態の確認を行う。
〇入院から4週間前を目安に執刀医の診察(手術前の説明と同意、以下IC)で手術に関する詳しい説明と術前検査や画像検査、筋力測定の結果を説明し、術式やリスクの最終確認を行う。
(そのため、ICまでに必要な画像検査や筋力測定を予約し終わらせておく必要があリます。)
〇手術日前日13:00〜入院(入院期間は原則3泊4日)
※上記のスケジュール日程はあくまで目安であり、手術決定時期などによって変更はあります。
※術前検査と筋力測定は対応できるスタッフが限られているためご希望に添えないことがあり、日程を調整していただく可能性がございます。ご了承ください。
手術後のスポーツ復帰の期間と注意点
Q.どれくらいで肩を動かせるようになりますか?
A)手術直後は修復した組織が非常に弱い時期なので、術後3週間は装具固定を行います。術後4週以降は組織の修復に合わせて少しずつ肩の動きを拡大し、術後3~4か月で日常生活の動きには不便を感じなくなります。Q.日常生活や仕事復帰はどれくらいでできるようになりますか?
A)術後約1〜2ヶ月で服の脱ぎ着、お風呂にはいる動作、体を洗う動作が可能になります。術後約3〜4ヶ月でほとんどの日常生活動作の制限がなくなり、軽作業(デスクワークなど)もできるようになります。術後約6ヶ月で手術した部位の修復が良好で筋力も十分に回復していれば、徐々に重労働(重い物を運ぶなど)ができるようになります。Q.スポーツ復帰はどれくらいでできますか?
A)6〜8ヶ月でのスポーツ復帰を目指します。術後6ヶ月時点でMRI検査(手術した部位の修復が良好であるか確認)、関節可動域検査(肩の動きが制限なく獲得できているか確認)、筋力測定(筋力が手術前と同じ、または手術していない側と同じ程度に回復しているか確認)を行い、状態が良ければ段階的にスポーツ復帰していきます。※その他、手術の内容やスポーツの内容・年齢によって復帰時期が異なる場合があります。
Q.術後の痛みはいつ治りますか?
A)術後約3週間は手術による侵襲によって炎症が起こっている時期で、傷口の周りや関節の中に痛みや腫れが生じます。炎症が落ち着いてくると、徐々に痛みと腫れが軽減していきます。この時期に傷口に膿ができていたり、感覚障害(痺れや感覚の鈍さ)がある場合はすぐに医師や理学療法士にご相談ください。また、術後4週以降装具を外して肩を動かしていく際に、過度な負担がかかると痛みや腫れが再発する可能性があるため、日常生活での使い方に注意する必要があります。Q.装具固定中、入浴はどうしたらよいですか?
A)入浴時は装具固定から三角巾固定に変えます。装具と三角巾の着脱の仕方は、入院中のリハビリ時に練習します。また、傷口が安定するまではシャワーのみ可能で、医師から許可が出たら浴槽に浸かることができます。Q.就寝時も装具固定をする必要がありますか?
A)就寝時も装具は外さずに、付けたまま寝てください。寝返りなどで肩関節が動いてしまうと、痛みが出たり、再脱臼のリスクがあります。必要に応じて肩や肘の下にタオルを敷いて安定させることで、楽に寝ることができます。詳しい方法は担当理学療法士にお聞きください。Q:術前のリハビリは必要ですか?
A)必要です。術後は肩関節を固定する期間があったり、固定が外れてもいきなり普段どおり動かせるわけではありません。そうすると肩の動きの制限や筋力低下が必ず生じます。術前に肩の動きの制限や筋力を高めておくことで、術後の肩の動きの制限や筋力低下を最小限に抑え、スムーズにリハビリを進めることができます。日常生活動作の獲得やスポーツ復帰時期にも影響するので、術前のリハビリは非常に重要です。Q:術前はどのようなリハビリをしますか?
A) 主に肩関節の動きの改善、肩関節周囲の筋力強化、術後の生活の準備・確認を行ます。①肩関節の動きの改善:肩関節の動きになるべく制限がないよう、筋肉の柔軟性や肩関節の動きの改善を行います
例:ストレッチ、マッサージ
②肩関節周囲の筋力強化:肩のインナーマッスルや肩甲骨を安定して動かす練習を行います
例:チューブトレーニング、肩甲骨を内側に寄せる運動
③術後の生活の準備・確認:術後は肩関節を動かせない時期があったり、動かせるようになっても最初から普段通りに動かせるわけではありません。動きを制限していても、慣れない装具の着脱や着替えの時に無意識に動かしてしまい、痛みが出てしまうことがあります。術前にできるだけ術後の生活(片腕が使えない生活)をイメージして練習し、術後安心して生活できるようにします。もし不安や疑問があれば、遠慮なく質問してください。
例:装具着脱・衣服の着脱・入浴の練習
患者さんと担当のリハビリスタッフとで術後リハビリの計画やスポーツ復帰までの流れを確認します。
例:術後の生活を助けてくれる人はいるか?どの程度手伝ってもらえそうか?装具を着脱する環境が整っているか?
Q.入院中もリハビリは行いますか?
A)入院中もリハビリを行います。入院中は入院患者様専用のリハビリ室でリハビリを行います。入院日:術前の肩関節の動きや筋力の検査・装具の着脱練習・装具を装着した状態でのポジショニング指導(就寝時の姿勢、日中の姿勢)を行います。
手術当日:ベッド上でのポジショニング練習や、痺れや感覚障害の有無の確認、肩甲骨周囲のマッサージ・肘の動作の確認をします。
手術翌日から退院日:装具の使用方法やポジショニング、禁忌動作を確認します。術後自宅での生活でわからないことや不安なことをなるべく解決しましょう。忘れないように動画撮影することも可能です。
Q.退院後はどれくらいの頻度でリハビリに通う必要がありますか?
A)術後早期は2~3回/週、状態が良ければ1~2/週の頻度が目安となります。担当の医師や理学療法士と相談して決めます。遠方で通院が難しい場合は、オンラインリハビリも行なっています。(詳しくは担当者にご確認ください)Q:スポーツ復帰までどのようなリハビリをしますか?
A)保護期(術後1週~)この時期は修復した組織がまだ弱い段階です。肩関節を無理に動かすと組織に負担がかかってしまうため、基本的に肩関節は動かせません。そのため、リハビリでは肩関節周囲筋のマッサージや肩関節以外(肩甲骨、体幹、肘関節)の運動療法を行います。
中間期(術後4週~)
装具固定が終わり、徐々に肩関節の動きを出し、インナーマッスルのトレーニングを段階的に行っていきます。装具は外れますが、組織の強度はまだ弱い段階なので無理には動かさず、徐々に肩関節を動かしていきます。
例)テーブルスライド、振り子運動、腱板筋トレーニング
筋力強化期(術後9週~)
脇を開いた状態でのインナーマッスルのトレーニングや、腕や手を地面について自分の体重を部分的に支える荷重トレーニングを行っていきます。日常生活では頭より上に腕をあげる動作も徐々に行っていきます。
例)腱板筋トレーニング、壁立て伏せ・プランク
アドバンス期(術後3ヶ月~)
徐々にトレーニングのレベルや強度を上げていきます。プッシュアップや四つ這い歩きなどの動きの中で肩関節を安定させるトレーニングを行います。スポーツではランニングやダッシュ、瞬発系トレーニングを段階的に行います。
例)プッシュアップ、ダッシュ、瞬発系トレーニング
スポーツ復帰(術後6ヶ月~)
痛みに注意しながら、ウエイトトレーニングの強度を上げていきます。また、オーバーヘッド動作(投球、スマッシュ、スパイク)や、コンタクト動作(タックル)などのスポーツ動作のトレーニングを行っていきます。競技特性に合わせてアスレティックリハビリテーションを行い、競技復帰を目指します。