転んで手をついて手首が痛い… 〜橈骨遠位端骨折の症状と治療法〜
橈骨遠位端骨折とは
橈骨遠位端骨折とは、前腕にある2本の骨(橈骨と尺骨)の内、親指側の骨(橈骨)の手首側で生じた骨折を言います。
転んで手をついたりしたときに受傷しやすく、骨が脆い子どもや高齢者、特に骨粗鬆症の方は受傷しやすいです。
そのまま放置すると、後遺症として握力の低下や可動域の制限、上肢の倦怠感が生じることもあるため、早期の治療が必要です。
転んで手をついたりしたときに受傷しやすく、骨が脆い子どもや高齢者、特に骨粗鬆症の方は受傷しやすいです。
そのまま放置すると、後遺症として握力の低下や可動域の制限、上肢の倦怠感が生じることもあるため、早期の治療が必要です。
症状
画像・診断
主にレントゲン画像で判断し、骨折線や骨のズレ(転位)を確認します。
転位が大きい場合は手術適応となるため他院に紹介します。
転位が大きい場合は手術適応となるため他院に紹介します。
治療
①骨のズレがあれば整復し、シーネ等で固定します。固定期間中には、手指をよく動かすようにすることで、固定OFFになった後の早期回復を促したり、後遺症をできるだけ残さないようにします。②骨折の治癒後は固定期間中に硬くなった関節可動域を、物理療法やストレッチを行い改善させます。同時に握力低下なども生じている場合は筋機能改善に努めます。