MRI検査について
MRI検査とは
非常に強い磁石の力を利用して体の中を調べる検査です。レントゲン検査ではわからない筋肉や靭帯、軟骨などの損傷や骨内の様子を調べることができます。
磁気を利用した検査なので被曝の心配はありません。
MRI検査を受けることができない方
強力な磁場内での撮影となるため以下の方は検査を受けることができません。
- 心臓ペースメーカー、埋込型除細動器、人工内耳などの体内電子機器がある方
- 妊娠3か月以内の妊婦、または妊娠の可能性がある方
- 手術やケガなどで強磁性体を含む材料が体内に残存する方(動脈瘤クリップ・骨折によるボルトやプレート固定など)
- 術後2か月の血管内コイルやステントなどで強磁性体ではない金属が体内にある方
- 義眼を装着されている方
MRI検査を受けられる方へ
検査前の注意点
検査室に持ち込めないもの
金属製品を検査室内に持ち込むとたいへん危険ですので、携帯電話、財布、時計、貴金属などの小物(簡単に着脱可能なものは全て)は検査前に外していただきます。持ち込んでしまった場合、そのものが壊れてしまったり、人体に影響を及ぼしたり、MRI装置を破損させる可能性があります。
検査中の注意点
大きな音がする
検査中は大きな音がするため、耳栓またはヘッドホンを装着して検査を行います。身体を動かさない
「動き」にとても弱い検査のため、検査中は同じ姿勢を保っていただきます。検査中に気分が悪くなった場合や、やけどするくらい熱いなど、非常時には検査前にお渡しするブザーを使用して頂ければすぐに検査を中断し対応致します。
閉所恐怖症がある方へ
MRI検査は、装置の中が狭いだけではなく検査時間が他の検査と比べて非常に長いため、閉所恐怖症を誘発させてしまうことがあります。MRI検査においては、楽な体勢で安心して検査を受けて頂くことが非常に大切です。
以下のリンクから検査部位ごとに、どのように装置内に入っていくかを確認できます(装置の種類によって異なることがあります)。
詳細はこちらになります