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膝を動かすとひっかかる

こんな症状はありませんか?

膝を曲げ伸ばしする際、特定の角度で「何かが挟まるような感覚」や、「カクン」と動くのを妨げられるような違和感を覚えることはありませんか?この「ひっかかり」は、単なる疲労ではなく、膝関節内部の組織に何らかの異常が起きているサインである可能性が高いです。

もし以下の症状に心当たりがある場合は、関節内で物理的な問題(機械的症状)が発生しているかもしれません。一つでも当てはまれば、専門医への相談をおすすめします。

  • 膝を動かし始めるときや、深く曲げ伸ばしするときに、何かが挟まるような「ひっかかり」を感じる。
  • 膝を動かすたびに「パキッ」「ゴリッ」といった音が鳴る(クリック音)。
  • 階段の上り下りや歩行中に、急に膝の力が抜けるように「カクン」となって不安定になる感覚がある。
  • 膝の曲げ伸ばしや、しゃがむ動作で、膝の奥や内側に痛みを感じる。

この症状が考えられる主な原因

膝が動く際に「ひっかかる」という感覚は、膝関節の動きを司る組織に問題が生じ、物理的な干渉(インピンジメント)が起きていることを示しています。原因は多岐にわたりますが、主に以下のメカニズムによって引き起こされます。

  • 半月板や軟骨の損傷による挟み込み: 膝のクッションである半月板や関節表面の軟骨が損傷し、その一部(断片)が関節の隙間に不意に挟まることで、膝の動きが阻害されます。
  • 関節内遊離体(関節ねずみ)の干渉: 激しい外傷やスポーツ活動により、骨や軟骨の小さな破片が剥がれて関節内を漂い(遊離体)、それが移動中に挟まり込むことで、不規則にひっかかり感や痛みを引き起こします。
  • 滑膜ヒダの炎症と摩擦(タナ障害): 膝の使いすぎにより関節内の滑膜ヒダが炎症を起こして厚く硬くなり、膝の曲げ伸ばしに合わせて関節面と摩擦することで、ひっかかり感や特有のクリック音が生じます。
  • 関節の不安定化: 加齢による軟骨のすり減り(変形性膝関節症)や靭帯の損傷が進むと、関節全体の安定性が失われ、結果的に内部組織が異常な位置で挟まりやすくなります。

これらの症状は、ご自身で判断せず、専門医の診察を受けることが大切です。自己判断は、正確な診断を遅らせたり、適切な治療の機会を逃したりする可能性があります。

症状に関連する疾患

「膝を動かすとひっかかる」症状から考えられる主な病気は以下の通りです。

  • 変形性膝関節症: 主に加齢によって膝の軟骨が徐々にすり減り、最終的に膝関節が変形することで、動作時の痛みやひっかかり、動かしづらさが生じる疾患です。
  • 半月板損傷: 膝の衝撃吸収材である半月板に亀裂が入ったり、欠けたりすることで、痛みや腫れ、そしてロッキング現象などのひっかかり感を引き起こします。
  • タナ(滑膜ひだ)障害: 膝関節内の滑膜ヒダが炎症を起こし、厚く硬くなることで、曲げ伸ばしの際に摩擦が生じ、ひっかかり感やクリック音を伴います。
  • 離断性骨軟骨炎: 成長期のスポーツ選手にまれに起こり、骨や軟骨の一部が剥がれ(関節ねずみとなり)、関節内で挟まり込むことで強い痛みやひっかかりを招くことがあります。

併せて見られる関連症状

膝の「ひっかかり」に加えて、以下のような症状が見られる場合、それは関節内部の損傷が進行している危険なサインである可能性があります。

  • ロッキング現象: 断裂した半月板の破片などが関節に挟まり込み、突然膝が動かせなくなり、激しい痛みを伴う状態です。
  • 膝の腫れと熱感: 関節内部で強い炎症が起こり、関節液や血液が溜まっているサインです。
  • 可動域の制限: 骨や軟骨の破片、あるいは損傷した半月板などが物理的な障害となり、膝を最後まで伸ばしたり、深く曲げたりすることが困難になることです。

これらの症状が複合的に見られる場合は、関節内の損傷が重度である可能性が高く、早期に専門的な対応が必要です。

その膝の違和感、我慢しないでください

膝の「ひっかかり」は、単なる一時的な症状ではなく、関節内部の半月板や軟骨に問題が起きているサインです。これらの問題は、放置すると動くたびに関節に負担をかけ、健康な組織にまでダメージを広げ、将来的に変形性膝関節症へ進行するリスクを高めてしまいます。症状が軽いうちに専門医に相談し、正確な原因を知って適切な治療を始めることが、大切な膝の健康を守る一番の方法です。少しでも気になる症状があれば、お早めにご相談ください。

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