スポーツのページ テニス 肉離れ
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テニスレッグとは
•テニスレッグとはテニスで生じやすいスポーツ障害の一つでふくらはぎの筋肉(特に内側の)肉離れのことです。•肉離れとは筋肉が過度に引き伸ばされたり、筋肉が縮んだ状態から引き伸ばされた際に
筋繊維が切れることを言います。
受傷の原因
運動中のジャンプやダッシュ、切り返し動作など、筋肉に瞬間的な収縮が行われることで筋肉が引き伸ばされ筋肉、筋肉を包む筋膜、筋と骨をつなぐ腱などを損傷します。
筋肉の柔軟性の低下や筋力低下、筋の疲労なども原因となります。
症状
•肉離れが起きた時は、鋭く、力が抜けるような痛みが生じます。•場合によってはブチっと音が聞こえることがあります。
•徐々に腫れや内出血が起こります。
•完全断裂など損傷が重度の場合は、損傷後歩くことが困難になることがあります。

診断方法
•筋肉を押した時の痛みや皮下出血の有無、健側と比較したふくらはぎの太さに左右差があるか確認します。•MRIやエコー(超音波診断装置)を用いて肉離れの重症度を検査します。当院はMRIがないためエコーを用いて診断し、必要であれば他院で撮影を依頼します。
肉離れの重症度
肉離れはMRIで重症度を分類出来ます肉離れの重症度分類
Ⅰ型:出血所見が特徴である軽症型軽い伸張時痛Ⅱ型:筋肉の筋腱移行部、腱膜損傷が特徴膝を曲げれば伸張時痛が軽くなる
Ⅲ型:腱性部の断裂や筋腱付着部での損傷
膝を曲げても伸張時痛がある、つま先立ちが困難
受傷の重症度によって競技復帰や日常生活での活動量を判断します
肉離れの治療
治療方法は保存療法が中心となります。肉離れの重症度が高い場合は競技復帰までに長期間のリハビリが必要になります。
肉離れと診断された場合、急性期にはRICE処置を推奨する。
また日常生活はスーパーラップで患部を圧迫します。
スパーラップとは
患部に対して圧迫を加えることで組織のストレスを軽減させることができます。まいた状態では痛みがやわらぎますが組織は損傷したままなので注意が必要です。