2019年7月28日に開催された一般社団法人JINメディカルクラブ主催のセミナーに参加しました。今回はグロインペインについての講義と実技でした。グロインペインとは鼠径周辺部痛のことで、スポーツ選手に多い病態です。近年医療が進み手術をしなくてもリハビリで競技復帰できるようになってきました。しかし痛みの部位を特定しにくいため、治療に難渋するケースも少なくありません。そこで今回学んだことは問診を時間をかけてもいいからしっかり行うことです。痛くなった人には必ず原因があり、それが環境の変化なのか身体機能なのかということです。体だけみるのではなく、その人の生活背景を捉えることで痛みを防ぐことができるので、実践したいと思います。
また身体機能の評価の仕方や治療の仕方についても実技を交えて教えていただいたので、臨床で活かしていきます。
今回学んだことを患者様に還元し、より良い治療を提供できるように努めます。