第6回、7回クリニカルスポーツ理学療法参加報告

9月28,29日に株式会社 ルネサンス(東京都)で開催された関節疾病予防専門部会主催のセミナーに参加してきました。
 
セミナー内容は下腿外旋症候群、足関節捻挫についての講義と実技でした。
下腿が外旋位により引き起こされる種々の膝関節疾患や機能異常のことを言います。しかし、若年者でも普段の身体の使い方によって見られることがあります。下腿外旋症候群は膝が内側に入りやすく周辺の組織を傷つけてしまい大きなケガにつながります。これは早期に改善が必要になります。



また、足関節の怪我として多く見られるのが「足関節捻挫」です。また、足関節捻挫の中でも足関節を内側にひねって生じる「足関節内反捻挫」が大多数を占めると言われています。「足関節内反捻挫」はスポーツ選手に多く発症例があり、不十分な治療で復帰してしまうことも多々あるのが現状です。
しかし、足関節捻挫は適切な対処をしなければ「慢性足関節不安定症」につながり、機能低下が生じ、パフォーマンスを低下させてしまうため再発予防の治療をしなくてはなりません。現在、当院ではスポーツをしている患者さんが多く来院しています。
今回学んだ知識、技術を患者様に還元し、より良い治療を提供できるように努めます。
 

AR-Exグループ クリニック