肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチンに関するまとめ


・肺炎球菌による肺炎は成人肺炎の原因で最多で、重症化する可能性もありますが、予防接種を受けることができます。

・肺炎球菌ワクチンには2種類あり、特に高齢者や持病を持つ方は両方接種することで予防効果がより高まることが期待されます(初回ニューモバックス®については市町村から助成が受けられる場合がありますのでご確認ください)

・肺炎は命に関わる疾患ですので健康で長生きするためにも積極的な予防接種をお勧めいたします。

肺炎球菌について

・肺炎球菌性肺炎は肺炎の中で一番多い
肺炎球菌による肺炎は成人の肺炎(特に市中肺炎)の原因微生物の中で最も多くの割合を占め、「成人肺炎診療ガイドライン2017」によると、日本国内での肺炎球菌による肺炎の頻度はおそよ18%とされています。
 
・肺炎球菌性肺炎は重症化し致命的になるリスクがある
肺炎球菌による肺炎は急速に重症化して命に関わることがあります。菌が血流に入り込んで全身を回ったりすることもあり、肺炎球菌による髄膜炎の合併などにも注意が必要です。
 
・肺炎球菌性肺炎は予防の手立てがある
肺炎球菌による肺炎に対しては、マイコプラズマやインフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌などによる肺炎とは異なり、予防接種による予防の手立てがあります。このため高齢者や持病のある方には積極的な予防接種が推奨されます。

肺炎球菌ワクチンの種類

・肺炎球菌ワクチンにはニューモバックス®とプレベナー®の2種類がある
肺炎球菌ワクチンにはニューモバックス®とプレベナー®の2種類がありそれぞれ接種方法や作用が異なります。このため、高齢者や持病のある方に対しては両方のワクチンを接種することでより予防効果が高まることが期待されます。
 
ニューモバックス®(23価) プレベナー®(13価)
接種方法 皮下注射 筋肉注射
接種回数 5年毎に反復接種 単回接種(反復接種不要)
接種時期 65,70,75…歳時に接種(目安) 23価と一定間隔必要
費用 初回は市町村より助成あり
2回目以降は自費
価格:7700円(税込)
自費接種
価格:11000円(税込)
 

肺炎球菌ワクチン接種スケジュール

肺炎球菌ワクチン接種費用

・ニューモバックス®  
5年毎の接種スケジュールとなります
初回は市町村からの費用の一部助成が受けられることがあります
2回目以降の接種は自費となります(税込7700円)

・プレベナー®    
1回のみの接種となります
自費接種となります(税込11000円)
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