第50回日本肩関節学会学術集会/第20回肩の運動機能研究会 参加報告
研修内容紹介
2023年10月13-14日に京王プラザホテル(東京)で第50回日本肩関節学会学術集会/第20回肩の運動機能研究会が開催されました。本研究会ではAR-Ex尾山台整形外科東京関節鏡センターの吉岡乾太 理学療法士が参加し、凍結肩に関する研究成果を以下の演題で発表してきました。
凍結肩における結帯動作時の肩甲骨前傾運動の特徴(ポスター発表)
若年健常者および凍結肩患者の結帯可動域に及ぼす影響(一般口演)
研修詳細
日時:2023年10月13-14日
会場:京王プラザホテル(東京)
大会長:池上 博泰 先生
研修内容:肩関節治療に関する最新知見のアップデート、学会発表
感想:本研究会に参加し、肩関節に関する最新知見や理学療法について学んできました。特に拘縮肩に対するサイレントマニピュレーション後の理学療法や、関節鏡手術後の理学療法について知識をアップデートできました。また、背中に手を回す動作(結帯動作)の制限にはどのような要因が影響するかを検討した研究成果を発表してきました。結帯制限のある方は肩関節の伸展や内旋だけでなく下垂位外旋(外に捻る動き)が制限されており、肩甲骨が過度に前傾していることがわかりました。本研究結果を踏まえて、凍結肩で困っている患者さんが少しでも早く、不自由ない日常生活を送れるよう努めていきます。
関連記事