腰椎椎間板症の原因と治療法
腰椎椎間板症とは?
椎間板 が痛みの原因となって起こる腰痛のことです。
椎間板とは背骨に動きを持たせ、クッションとしての役割を担っています。
椎間板とは背骨に動きを持たせ、クッションとしての役割を担っています。
原因
ストレスや加齢などで水分不足となり変性という現象が椎間板に起こります。このようなことが椎間板の機能を低下させ、周りの神経を刺激したり、靱帯や筋肉に負担がかかり痛みが出ます。症状
急性、慢性の腰痛で体動時( 特に前屈位 )に痛みが強くなることが多く、下肢症状(痺れ・感覚異常等)や膀胱直腸症状は伴うことはまれです。画像
レントゲンでも大きな異常が認められない事もあるため、 MRI という画像検査が必要になる場合もあります。治療
鎮痛剤の内服やコルセット、リハビリテーションなどの 保存療法が基本 であり、ほとんどの場合症状が軽減します。診療
痛みに応じて内服薬で炎症を抑え痛みの改善を図ります。また、コルセットを着用することで腰にかかる負担を軽減させます。
リハビリテーション
背骨や筋肉の柔軟性を上げるためにストレッチを行い、腹部深層筋の筋力を向上させるためにトレーニングを行います。そうすることで椎間板にかかるストレスを軽減することができます。
また、腰に負荷がかからないような姿勢・動作指導を行います。