肩関節の外来
- 2016/02/12
「五十肩」は一般的に使われている言葉ですが、正式な病名ではありません。
40代~50代で多く発症すると言われており、腱板断裂や石灰沈着がなく、肩関節の周囲に炎症を起こしている状態です。
クリニックに来院される患者さんの中には、「五十肩なんて放っておけば治る」と周囲に言われ、悪化させてしまった方を多く見かけます。
もちろん炎症が改善し放っておいてもよくなる人もいるでしょう。
腱板断裂や石灰沈着がある場合は、適切な時期に適切な処置やリハビリテーションを行わないでいると悪化させてしまう可能性があります。
1.夜、痛くて眠れない
2.手を上に挙げると痛い
3.手を横に広げたあたりで痛い
4.背中に手が回らない
5.手を下す時に力が入らない
どうでしたか?
当てはまる項目はありましたか?
特に3番や5番は特に、肩腱板断裂でよくみられる症状です。
「五十肩」と決めつけず、一度担当医を受診されてはいかがでしょうか?
当院での担当医は平田正純医師です。
月曜日の午後、水曜日の午前に診療しております。