【学会参加報告】第52回日本肩関節学会学術集会/第22回日本肩の運動機能研究会
2025年10月10日-11日の2日間、福岡国際会議場で開催された第52回日本肩関節学会学術集会/第22回日本肩の運動機能研究会に参加してきました。
当法人からは5演題発表し、多くの先生方とのディスカッションを通して、臨床に役立つ学びをたくさん得ることができました。
以下、発表内容
① 平田院長 「広範囲断裂に対する筋前進併用鏡視下腱板修復術後のスポーツ復帰」主題
② 木崎医師 「オーバーヘッドスポーツの肩脱臼に対する鏡視下関節窩再建術」一般演題
③ 中島医師 「ノットレスDAFF法による鏡視下Bankart修復術後の関節窩形態変化」ポスター
④ 吉岡PT 「肩甲上腕関節可動域と肩甲骨前傾運動が結帯動作に与える影響」一般演題
⑤ 小林PT 「鏡視下解剖学的関節窩再建術を実施した高校生ラグビー選手の1例」ポスター
凍結肩のセッションでは、腱板疎部周囲の病態に着目した評価や介入効果がトピックとなっており、今後の臨床で活用できそうな演題が多くありました。吉岡PTが発表した研究の結果でも結帯動作に肩上前方組織(腱板疎部や烏口上腕靱帯)が関与する可能性が示唆されています。本学会で学んだことを踏まえ、今後も臨床・研究活動を頑張っていきたいと思います。
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