第43回日本整形外科スポーツ医学会学術集会参加報告
9月8日〜9日に宮崎シーガイアで行われた第43回日本整形外科スポーツ医学会学術集会に参加してきました。
当院の平田正純副院長が『Bankart-Bristow法後再受傷例の治療経験』というテーマでポスター発表を行いました。
またPRP(Platelet Rich Plasma)治療についてのセミナーもありました。
PRPとは日本語では「多血小板血漿」と訳され、自分の血液を採取して血小板を含む血漿を手術患部や慢性的な痛みが続いている部位に注入することで、組織の修復を早める効果があるとされています。日本では再生医療の範疇に含まれ、保険診療下ではこの治療は行えませんが、整形外科領域においても非常に有用であることを改めて認識しました。
ほかにも腰椎分離症や肘離断性骨軟骨炎の治療、コンタクトスポーツにおける反復性肩関節脱臼の対応など、これまでの知識をアップデートすることができました。
これからも研鑽を重ね、日々の臨床に活かしていきたいと思います。