運動器不安定症
症状・経過
運動器不安定症とは高齢化にともなって運動機能低下をきたす
運動器疾患により、バランス能力 や移動歩行能力が低下し、
閉じこもり、転倒リスクが高まった状態です。
![]() |
骨粗鬆症
変形性関節症 これらの疾患によって
脊柱管狭窄症 健康的な生活が害される可能性がある
老化による筋萎縮 状態の総称が運動器不安定症です。
原因・病態
運動器不安定症の元々の原因はフレイルにあります
フレイル=心身が虚弱しストレスに対する予備力が低下した状態
その構成要素は...
・筋力や体力の低下
・活動量の低下
・疲労
・低栄養や肥満
・心の問題 etc...
様々な要因により生まれた虚弱状態が
運動器疾患を生み出す原因となります。
当院での治療
①骨密度測定や超音波画像診断装置を使い、運動器の評価を行います
![]() |
超音波検査装置を用いて
|
超音波検査装置 |
![]() |
![]() |
骨密度や筋力、運動機能などから、適切な対処法を導きます。
![]() |
必要に応じて投薬治療、運動療法を行い、定期的な測定を継続することで効果を確認します。 |
前腕での骨密度測定 |
---|
当院での治療
②運動療法
•痛みや関節の動きにくさに対して徒手療法(ストレッチなど)を実施します。
•筋力が弱くなっていたり、不良な姿勢をとっている方には
運動療法(筋トレや動作指導など)を行います。
運動療法(筋トレや動作指導など)を行います。
•病院に通っている間だけではなく自宅でも継続して行える運動
(セルフストレッチなど)をお教えします。
運動器は身体を動かす歯車です。
動かさなければ錆び付き、身体の不調を生み出します。
運動で自分の運動器を磨きましょう!