肩に石灰がたまった(石灰性腱炎)

2018/07/08
肩関節

石灰性腱炎とは40〜50代の女性に多くみられ肩腱板内に沈着したカルシウムにより急性の炎症が生じ肩関節の疼痛・運動制限が起こります。
沈着した石灰は最初はミルク状ですが、時間経過により硬く変化します。

症状

肩石灰性腱炎には大きく急性型と慢性型の2つタイプがあります。
急性型では、夜間、安静時に肩に急な疼痛を訴え、疼痛の影響から睡眠が妨げられ関節を動かせなくなります。
慢性型では、腕を上げる動きで疼痛や引っかかり感が慢性的に続きます。
 

診断・画像検査

当院では、理学所見、レントゲン撮影(撮影方法肩内旋・外旋)、超音波診断装置を用いて、病態・石灰の位置を把握し、治療プランを決めます。
 

外旋位撮影で左肩に石灰化像を認めます。

内旋位撮影で左肩に石灰化像を認めます。
 

超音波画像: 赤丸 で示した範囲が石灰化像です。
 

治療について

石灰形成の期間が短くミルク状のものに関して石灰の位置を確認し注射により石灰の洗浄・吸引を行い、その後は消炎鎮痛薬の使用とリハビリテーションで肩甲骨と上腕骨の正しい動きを再教育して機能改善と再発予防をします。
石灰が時間経過と伴に硬化したものは注射での洗浄・吸引が難しく関節鏡での手術も検討します。
 

当院の肩関節担当医

平田 正純 医師



Ver.3 2019.11.18

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