第45回日本肩関節学会・第15回肩の運動機能研究会参加報告
10月19~20日に大阪国際会議場で開催された第45回日本肩関節学会・第15回肩の運動機能研究会に参加してまいりました。
当院からは肩関節外来を行っている平田正純医師と秋月光理学療法士が発表してまいりました。
・発表内容第45回日本肩関節学会
宿題報告 腱板断裂の術後疼痛管理について平田正純副院長「鏡視下腱板修復術患者に対する術前神経ブロックの有用性」
・第15回肩の運動機能研究会
秋月光理学療法士一般口演「筋前進併用鏡視下腱板修復術後肩甲帯への介入が有効であった一例」
当院では毎週木曜日に平田正純医師による肩関節外来を行っており、肩関節疾患の患者さんが多く来院されます。そのなかで腱板断裂(肩関節のバランスをとる筋肉が断裂してしまう)を有する患者さんを多く経験します。本学会では腱板断裂に対する介入方法や治療成績について多くの報告がされていました。臨床で患者さんが困ることが多い腱板断裂の治療に活かせる知識を学ぶことができました。2日間肩関節について学び、今後の治療に活かせる知識や学術活動の課題を得ることができました。今回得られた知識を臨床に還元し、肩関節疾患に困っている患者さんの手助けとなるように日々研鑚して参ります。