骨密度検査

骨密度検査とは
 
骨の中にカルシウムやミネラルがどの程度含まれているか測定することによって、骨の強度を調べることができます。
市の健康診断やに人間ドック等で、骨密度検査を受けたことがある、また骨密度の低下を指摘されたことがある方もいるかもしれません。
当院では二次健診も実施しております。

検査内容
 
①DEXA
微量なX線を当て、より正確な骨密度を測定します。日本骨粗鬆症学会のガイドラインにおいても推奨されている、優れた検査方法です。
骨折しやすい腰椎と大腿骨をそれぞれ測定します。
2種類のエネルギーのX線が照射されることからDual Energy X-ray Absorptiometry(頭文字をとってDEXA)と呼びますが、 放射線被ばく量は胸部レントゲン検査の1/6程度と低被ばくであり、身体の負担が少ない検査といえます。
また、通常のレントゲン検査とは異なり撮影台に仰向けになったあとは体の向きを変える必要がないため、比較的短時間で検査が終了します。
②血液検査
一般的な血液検査項目に加えて骨代謝マーカーを測定し、骨吸収と骨形成のバランスを調べるほか、現在のカルシウム濃度も測定します。
また、摂取したカルシウムが骨に吸着するために欠かせないビタミンDの値も一緒に測定します。
骨密度が低下している原因をある程度絞り込むことができ、肝機能・腎機能等を同時に調べるため、総合的な判断に基づいた治療を提案することができます。
採取する血液の量は、一般的な血液検査とほとんど変わりません。

検査結果説明について
 
DEXA検査は機械を用いて結果を解析するため、検査から約1週間後以降に結果説明のご予約をご案内しています。
また、血液検査を同時に行なった場合も、検体を外部委託で解析するため、結果が出るまで約1週間の日数を頂戴しています。
あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
AR-Exグループ クリニック