肩の動きづらさと夜間痛がサイレントマニピュレーションにより改善した症例

症例紹介

年齢:60代
性別:女性
困っていること:肩の動きづらく服が着にくい、肩が痛くて寝れない(夜間痛)
趣味:ピラティス

受診からリハビリ

20XX年3月に原因なく右肩の痛みを自覚しました。
同年7月に当院に受診し、「凍結肩」と診断を受けてリハビリをスタートしました。



初診時:   挙上80°                外旋0°               結帯臀部レベル

※挙上(バンザイ)、外旋(脇を閉めて外に開く)、結帯(手を背中に回す動作)

リハビリを約1ヶ月継続して肩の動きが改善(挙上110° 、外旋10°、結帯臀部レベル)しましたが、夜間痛が残っていることや関節包性の制限が強いと判断しサイレントマニピュレーションを行いました。

サイレントマニピュレーションについて詳しくはこちら

サイレントマニピュレーション後の経過

術後1-2週間は3回/週程度、その後は1-2回/週程度リハビリを行いました。
術中の麻酔が切れると筋肉の緊張が戻ってくるので、リハビリで筋肉の緊張を軽減することや正しい体の使い方を身につけることが重要です。
また自宅でのセルフエクササイズも重要です。


4ヶ月:   挙上170°                外旋40°              結帯Th8

この方は現在日常生活は痛みなく生活できており、趣味のピラティスも徐々に行なっていく予定です!

まとめ

サイレントマニピュレーションとリハビリを行ったことで、肩の動きづらさと夜間痛が改善した方を紹介しました。
当院では五十肩(凍結肩)に対して、リハビリ(理学療法)を基本として、注射療法やサイレントマニピュレーションにより早期の改善を目指して治療を行っています。肩の痛みや動きづらさでお困りの方はぜひご相談ください。
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