上腕骨外側上顆炎とは

手首に負担がかかる動作を行った際、肘の外側や肘下の背面に疼痛が出現する症状のことを指します。
テニスをしている人に多く痛みが出現することからテニス肘とも呼ばれます。

このような症状が特徴的です。

・ドアノブを捻る,開く動作で痛い
・スーパーの荷物など物を持ち上げる動作で痛い
・フライパンを使うなど、家事動作が痛い
・雑巾を絞る動作が痛い
・テニスをしていて痛い
・コップを持つ動作が痛い
・マウス操作やタイピング動作が痛い
・ゴルフをしていて痛い
・ペットボトルの蓋を開ける動作が痛い


 

治療

炎症によって痛みが出現しているため、
発症初期には炎症を抑えるために手を使わないようにすることで患部の安静を図ります。
並行して炎症を抑えるためにアイシングをします。
また、炎症が強い場合は患部にステロイドの注射を行う場合があります。

エルボーバンド(装具)をつけて筋肉の付着部を圧迫することにより、付着部に対する牽引力を軽減させ負担を軽減します。
炎症がある程度収まってきたころには筋肉の柔軟性を向上するためにストレッチや腱の耐久性を上げるためにトレーニングを行います。
円背姿勢や猫背の方に対して、外側上顆へかかるストレスを軽減するために不良姿勢を改善していきます。

上記のような治療が一般的に行われています。


近年では新たな選択肢として体外衝撃波治療という治療法が出てきました。
多くのトップアスリートや難治性症状に対し実施されている治療で当院にも体外衝撃波治療器(リンク)がございます。
体外衝撃波治療をご希望の方、ご質問のある方は
当院(048-871-6668)またはインフォメーションセンター(0267-88-7850)までお問い合わせください。



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