肩関節不安定症
肩関節不安定症って?
肩関節の安定性は、 肩甲骨関節窩の形態や周囲の軟部組織 により 安定性を高めています 。
これらの組織が脱臼などの外傷で障害されたり、形態や機能のバランスが崩れることにより肩関節の不安定性が生まれます。

病態
肩関節不安定症は、 外傷由来の不安定症 と 非外傷由来の不安定症 に分類できます。
1.非外傷性肩関節不安定症
関節包や靭帯などの軟部組織が先天的または後天的に緩(弛緩)くて不安性を増します。
また 動揺肩 と言われることも多く、特に前下方への不安定性が強く出現する人が多いと言われています。
2.外傷性肩関節不安定症
スポーツの接触や転倒や転落により肩関節の脱臼や亜脱臼により不安性を引き起こします。
また、脱臼を繰り返してしまう 反復性肩関節脱臼 も引き起こしてします。
どんな症状がでてくる?
前後方向に対して不安定感があります。
肩を横に挙げて外に捻る動作(外転・外旋)で肩の前方に恐怖感が出てきます。
また、スポーツ時に外れたり、上着を着る動作や寝返りで外れる人もいます。
診断
徒手検査やレントゲン検査で医師が診断します。
また、提携している施設に MRI /CTを依頼をして状態 を確認します。
軟部組織損傷の有無の確認やMRI検査が有用で、骨の状態確認にはCT検査が有用です。
治療法
理学療法(運動療法・徒手療法・物理療法)を行っていきます。
脱臼を繰り返しているようなら 関節鏡下での手術 (関節鏡についての詳細は こちら へ)をおこないます。