肩脱臼外来

肩脱臼、肩関節不安定症に特化した外来を行っています。

予約方法

カナダで低侵襲の関節鏡手術を習得

肩の診療研究に没頭し、北米カナダにて専門トレーニングを修了しました。特に肩脱臼、肩不安定症の症例をカナダハリファックスで数多く経験しています。肩が外れやすい、肩に不安定感がある方はご相談いただきたいと思います。


2023年9月から2024年8月までの木崎医師の手術数は120例
肩関節鏡視下関節唇修復術(肩脱臼の手術)32例
肩脱臼AAGR(Arthroscopic Anatomical Glenoid Reconstruction)16例
肩関節鏡下腱板修復術40例 他

Iamge Description

早期復帰を目指し、その方に合った治療プランを提供します

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検査

骨・軟部組織をレントゲン・CT・MRI(近隣の検査クリニックを紹介)で詳細に評価します。

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保存治療

検査の結果から治療の選択を行います。脱臼の回数や関節・骨の損傷の状態に応じて保存治療を行います。

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手術治療

脱臼を繰り返して発生して場合や関節・骨の損傷が大きい場合には手術治療を行います。

肩脱臼の検査

診察時に詳しく身体所見を取りします。身体所見とは、患者さんに実際に触れて(触診)、正確な診断をつけるための工程です。肩脱臼では詳細に肩の画像検査を合わせて行い評価する必要があります。関節・骨の損傷の状態を正確に評価して治療の方針を立てる必要があります。また身体所見や現在の症状と合わせて診断を行います。

MRI検査


正常の肩関節

軟骨や靭帯は黒く写ります。骨の中も出血は見られず、白く写りません。

脱臼後の肩関節
①脱臼した時に関節の前にある軟骨と靱帯が剥がれて出血し、白く写っています。
②脱臼した時に上腕骨と関節の骨がぶつかることで、上腕骨が凹んで骨の中で出血し、白く写っています。

*MRI検査はメディカルスキャニングで行います

CT検査

何度も脱臼をすることで前にある骨の一部が削れてしまい、前方に脱臼しやすくなります。左の正常の肩関節の画像と比べて、右の画像は削れてしまっていることがわかります。

*CT検査はメディカルスキャニングで行います


 

肩脱臼の保存治療

治療決定後、初回リハビリテーションではセラピストが患者さんの状態をみていきます。
肩関節を安定させるために必要な機能や筋力の改善を行い、スポーツ・日常生活動作への早期復帰を目指してサポートいたします。


 
 

肩脱臼の手術治療

保存療法をしても関節、靭帯組織の破綻(Bankart病変、HAGL病変)や骨病変(骨性Bankart病変・Hill-Sachs病変)を有し、その程度が大きい場合は症状が改善しない場合があります。その時は、根治を目的に手術療法を検討します。
関節や骨の状態からAAGR・Bankart修復術・Remplissage法といった手術方法の中から最適な方法を検討します。
肩脱臼の新しい手術(AAGR)
AAGR(Arthroscopic Anatomical Glenoid Reconstruction)の手術・手術後の動画です。
日本語

 
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肩脱臼外来と肩専門医の木﨑医師

毎週木曜日
午前 9:00〜12:00
午後 14:30〜18:00

予約方法

私は肩の診療、研究に没頭し、北米カナダにて専門トレーニングを修了しました。
特に、肩脱臼、肩不安定症の症例をカナダハリファックスで数多く経験し、肩脱臼、肩不安定症に悩む方の手助けができれば幸いです。

木﨑医師YouTubeチャンネル 『肩整備士 Dr. Kazu』

肩が痛い 肩の感覚 代表的な症状

肩を上げるのが怖い
肩が外れそうな感覚がある
肩がゆるい感覚がする
肩をまわすと痛い
肩が硬い
痛くて腕が上がらない
腕を上げると痛い

肩の痛みが気になる日常の場面

高い位置の洗濯物を干すときに肩が痛い
洋服を着る時、脱ぐ時に肩が痛い
お尻をふくときに肩が痛い
車の後部座席の荷物を取るときに痛い
車のシートベルトをかけようとすると痛い
夜、寝がえりの時に肩が痛い!起きてしまう!
などなど

肩について

肩関節は複数の関節から成り立っています。
胸鎖関節 ・ 肩鎖関節 ・ 肩甲上腕関節 ・ 肩峰下関節 ・ 肩甲胸郭関節 の5つの関節で構成されていて、これらの総称を肩関節と言います。

肩関節は他の関節と比べると可動域(関節を動かせる範囲)が広く、自由度の高い関節と言われています。そのため、 インナーマッスル(腱板) やアウターマッスル (上腕二頭筋・三角筋) 、じん帯などの組織で関節を支えて安定が保たれています。しかし、結合部分が弱いことでも知られています。
他の関節と比較して、筋肉、腱、じん帯の組織の損傷が多い部位と言われています。

診察

診察時に詳しく身体所見をお取りします。
身体所見とは、患者さんに実際に触れて(触診)、正確な診断をつけるための工程です。
コミュニケーションを取り、詳しい問診も同時に行います。

検査 -痛みの原因を画像で判断-

画像で写し出された「そのもの」を客観的に観察します。

ー方法ー
■レントゲン検査
■超音波検査
■MRI検査(MRIは近隣の検査専門クリニックをご紹介します)

右肩のレントゲン写真

診断 -病名の決定-

問診、身体所見、画像所見などでわかったことを総合的に判断して病名を決定します。
その病名に沿った治療方針をお伝えします。

治療 -どうやって治していくか-

1.リハビリテーション


2.注射… ハイドロリリース注射 、痛みが強い場合にステロイド注射


3.手術…関節鏡視下手術(鏡視下腱板修復術、鏡視下bankart修復術など)
反復性 肩関節脱臼
肩関節は一回脱臼をしてしまうと、スポーツや日常生活の軽微な動作で容易に再脱臼をしてしまうことで知られています。
脱臼をしてしまうと、整復という外れた腕をもとの位置に戻す処置をしますが、再度脱臼をしてしまうことが予想されますし、外れることを恐れて日常生活動作に制限がかかってしまいます。
この場合は手術が最も有効な治療選択になります。
木﨑医師はこの肩関節脱臼に関して、北米カナダにて世界にリードする手術を習得しています。
関連ページ :肩脱臼治し方 原因から治療法まで

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さいたま整形外科クリニック
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