第35回日本整形外科超音波学会の参加報告
日時:2024年10月19(土)~20(日)
会場:京王プラザホテル(新宿)
学会長:今村惠一郎(今村整形外科・外科)
URL:https://convention.jtbcom.co.jp/jasou2024/
学会内容
・神経とのnovel communication-痛みの超音波2024-
・筋損傷に対する超音波診療のエッセンス
・超音波の理学療法への活用方法
・スポーツ障害に対する外来でのUS活用法~実際とエビデンス~
・超音波が変えたリハビリテーション
・超音波導入が理学療法にもたらす明暗の影響を考える
・超音波研究から生まれた新しい理学療法技術
超音波により医師と理学療法士の共通言語が出来て、それぞれの視点で症例を診つつも共通の認識を持てる事が非常に大切であると認識できました。医師-理学療法士間の連携が活発になりスムーズな情報交換ができるようになります。
先日、日本語の伝わらない患者様もいらっしゃったのですが、超音波を用いる事で視覚化が図れて患者様にとっても非常に有益だと実感しました。患者様をよりよくするためのツールとして当院でも今後は今以上に積極的に利用していきます。
しかし、それと同時に超音波で得られる知見に依存しすぎてしまう事の危険性も同時に学ばせて頂きました。超音波を過信し過ぎずに身体所見をはじめ、レントゲンやMRIでの情報も加味していく必要があると改めて感じました。
今回の学会で学んだ事を日々の臨床でも活かして、患者様に還元出来るように
日々邁進して参ります。
後学のために当院で導入しているものとは違うメーカーの衝撃波や電気治療機も使用してみました。メーカーによって強さや感じ方が変わっており、医療は日進月歩で進んでいるんだなと驚きました!
常に最新の知見を取り入れるように努力したいと思っています。
さいたま整形外科クリニック
理学療法士
関根悠太
高橋風希